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「食べる」をアーユルヴェーダな視点から。#8


毎日、私たちは必ず何かしら食べます。

健康的な食事を意識している方もいれば
とりあえずお腹空いたから何か食べとこう。という気持ちで食べている方もいるでしょう。

「食べる」ということは、生きていく上でなくてはならない行為。


アーユルヴェーダでは、食事に関して

「前食べたものを消化してから食べること」

がとても大事だとされています。

体の中で消化しきれていないのに
さらに食べ物を体内に入れてしまうと、
消化が追いつかなくなり、それはやがて消化されず
Ama(アーマ)という"未消化物"
として体内に蓄積し、毒素となります。

当たり前なことだけれど、ついつい仕事の合間にお菓子を食べてしまったり
お腹が空いていないのに口がもの寂しくて何かつまんでしまったり。
誰しも経験があるのではないでしょうか。

“未消化物“となる原因は他にもあり、
「食べすぎてしまうこと」
「冷たすぎるものを食べること」
「茹ですぎたものを食べること」
「不規則な食べ方をすること」
「怒っているときや悲しいときなど
 精神的に落ち着いていない時に食べること」
などがあります。


私は会社員時代までは、まさに精神的に落ち着かないまま食事をしていました。
忙しいときは、自分のデスクで仕事をしながらお昼ごはんを食べるのは当たり前。
さらに、昔からストレスが溜まると食べられなくなるタイプで
それでも少しは食べなきゃ、、と思い無理やり食べていた時期もありました。

また、一時期ヴィーガン食を心がけていた時期があり
卵も肉類も食べない生活が続くと
仕事のストレスも相まって、ごはんを食べても
体に活力は湧かず、肌も弱っていき、体重は減るばかり…。

そしていつの間にかごはんの時間が楽しくなくなってしまいました。

ですが、アーユルヴェーダカレッジで上記のような食事に関することを学び、
楽しく健康的なごはんを食べることの大切さを改めて実感しました。

ヴィーガン食は中断し、以前と同じような食生活に戻し
ごはんをいただくことに感謝しながら
楽しく食べるようにしたら健康な体に戻っていきました。

「食べ過ぎ」「冷たすぎるもの」などに注意を払うことはあるかと思いますが
食べているときの感情にも意識を向け、
“未消化物“をつくらず、毒素が溜まらないような食生活を心がけましょう!

「前食べたものを消化」してから「心を穏やかに」して食事をすれば
「食べ過ぎ」を防ぐこともできると思います。

また、食事をするときはテレビを見ながら、動画を見ながらなどの
「ながら食べ」をせず、食べられることに感謝をして
感覚を研ぎ澄ませながら食べてみましょう。
お腹の満腹度も変わってくると思います。

適切な量の食事をし、元気でパワーみなぎる健康的な体をつくっていきましょう!
次は食事で意識していることも書こうと思います。

それでは。

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