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情報過多になりすぎず自分のからだと対話をすること

こんばんは。

今日は、体の不調に関しての向き合い方について
お話したいと思います。

以前の記事「自分のからだと向き合う。」でも記載した通り
私は昨年、卵巣嚢腫という婦人科系疾患を患いました。


ふだんから痛みを我慢してしまうタイプなので
病院に行った時には、卵巣が5センチにも腫れ上がっていました。

その後定期的に婦人科の病院に通っていました。

卵巣嚢腫と診断されてから1ヶ月ほど経った時、
いつもより卵巣あたりの痛みが増したので
今度は我慢せず、すぐにいつもの病院にかかりました。

ですが、その日はあいにくいつも診ていただいていた
先生がおらず
別の先生に診ていただきました。

その方は、エコーの時から
「これ、先生に前なんて言われました?」と言われたので
「卵巣嚢腫だと。でも、様子を見ても診断されなかったら
チョコレート嚢腫も考えられるかもしれないと言われました。」

とお伝えしたところ、何やら他の看護師の方と
こそこそお話をしている様子。

…え、もしかして悪化しているのかな?
と不安な気持ちがよぎりました。

エコーが終わってから、先生とお話すると
顔も目も笑わず、
「今のところなんとも言えないけど、
 まだ卵巣の腫れが引いていなくて
 卵巣嚢腫かチョコレート嚢腫か判断がつかない状況です。
 チョコレート嚢腫かもしれないし、そうなると
 不妊につながるから、一番の対処法としては妊娠することです」

と棒読みで言われた。

その後「今すぐこの腫れが卵巣嚢腫かチョコレート嚢腫か
どちらなのかを突き止めたいならMRI検査をすればわかると思う。
病院の紹介状書きますよ。どうしますか?」
と続いてすらすらと棒読み。

いつも診ていただいていた先生は、
自身も何度か卵巣嚢腫になった経験があるようで、
「こういうこともあるのよ。
でも漢方も飲んで、自分にストレスをかけないように
ゆっくり過ごしていれば徐々に引いてくるからね。」
と優しく言っていただいていたので

あまりにも表情のない、棒読みで早口で事実をお伝えする先生に
私は不安ばかりが募ってしまいました。

どうしよう。でもいつもの先生は様子をみましょうと
言っていたし、、そんなに焦ってMRIをしなくても良いかな。。
と、その時はとりあえずいつもの先生の言うことを信じて
病院の紹介状を書いてもらうことはやめました。

でも帰宅中、やっぱり不安になったので
卵巣嚢腫とチョコレート嚢腫について色々とネット検索をしてしまった。

そうすると、私の症状はどちらにも当てはまるので
どんどんどんどん不安が押し寄せる。
やっぱりMRIとった方が良いかな…と考え込んでしまい
気分が落ち込みました。

でも、帰って夫にそのことを話すと
あくまでもそれはネットの情報でしょ。
私の体を診てくれているいつもの先生が
様子をみましょう。治りますよ。と言ってくれてるなら
それを信じて、ゆっくり過ごすしかないよ。
ネットの情報を見過ぎないの。

と言ってくれて、不安は残りつつも
とにかく今まで通りアーユルヴェーダな生活と、
自分にストレスをかけないような生活を意識して送ろう。と
思い立ちました。

そしてストレスがかかないようゆっくりと過ごし
昨年12月に再度検診に行ったところ
元の大きさにほぼ戻っていました。

いつもの先生は「ほらね、よくなってきたでしょ。」
と優しく言ってくださいました。


そして、先週もまた定期検診で
いつもの先生に診ていただき
エコーをしたところ、
卵巣はきれいに元の大きさに戻って完治しておりました。


同じ専門の先生とはいえど、
言い方一つで、患者の立場としては
安心できるか不安になるか本当に分かれるなと
今回のことを経験して感じました。

あまりにも症状が改善しなかったら
他の先生にも診てもらう方が良いとは思いますが
基本的にはいつも相談して診てもらっている先生の
いうことを信じて、あとは自分の生活を見直す。
これが一番だと思いました。

あとは、自分でむやみやたらに情報を得ようとしない。
これも本当に大事。

今の時代、なんでも調べられて便利ではありますが
不安を煽るような情報もたくさん載っています。
でもその情報って、自分の体を診てもらって
書かれた情報でももちろんないし、
“一般的に“言われていることが書かれている。


自分の知識で「本当か」「本当ではないのか」と判断しきれない
ことはただただ不安を煽るだけなので
病院の先生の言うことを信じて、
あとは自分の体と対話をすることを大切に
過ごしてもらうのが良いのかなと私は思います。

また、今回のことを体験して、
定期的に婦人科で検診をすることをおすすめしたいなと思います。

アーユルヴェーダのような東洋医学は未病を防ぐためのものだけれど
西洋医学は病気をすぐに発見でき、それに対してすぐに処置を行える
というところが素晴らしい点だと思います。

今は技術が発達しているので、
西洋医学に頼るところは頼る。
そして、普段の生活ではアーユルヴェーダのような東洋医学の
知恵を用いて、自分に優しい生活を送る。
このバランスが大切だと思います。


今日は女性にはとくに読んでいただきたい記事でした。

それでは。

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