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気にしすぎな自分と向き合うために始めたこと

こんばんは。璃火です。
ちょっとずつ寒くなってきましたね。

わたしには、中学からちょっとした、でも深刻なお悩みがあります。

それは――「気にしすぎ」「考えすぎ」「悩み過ぎ」です。

相手の気持ちを想像できるとか、気遣いができるとか、準備万端にできるとかメリットもあるのですが、どちらかと言えば私にとってはデメリットの方が大きいです。

デメリットを感じるのは次に3つの瞬間。

気にしすぎのしんどい瞬間3選

1、会話の後のひとり反省会

まず、人と会話した後、いつも「ひとり反省会」をしてしまいます。「あー、あの行動まずかったかな?」「あの発言ああ言えば良かったかな?」とか。ぐるぐる考えてしまって、やめようと思っても不安な気持ちがわきあがってきます。「気にしなければいい」というアドバイスは何の役にも立ちません……。それが出来たら苦労してないのだ~~~。

もちろん、ひとり反省会をしないために、発言・行動する前は一瞬考えるようにしたり、気遣い・マナーに関する本を読んで実践してみたりしています。

ですが……やっぱり止められないじゃ~~~~!

2、気になる人とのLINEで一喜一憂

「気にしすぎ」は恋愛にも大きな影を落とします。

「最近気になる人が出来た」と別記事でも書きましたが、知り合ったばかりの彼と、意図せず(※)二人きりでお出かけしてから一週間。
ずっと「楽しくなかったんじゃないか」とか「デートのはずじゃないのに、デートみたいになって申し訳ない」とかネガティブな考えに囚われてしまいました。

※グループで遊びに行くはずが他の人が行けなくなり、二人きりになった。

その後、彼の方から雑談LINEが来るようになって、とっても嬉しかったのですが……次は、彼とのLINEで一喜一憂。

返信が遅かったりすると、もう「伝わりにくかったかな?」「うっとうしいと思われてないかな?」「やっぱり送らなければ良かった」「嫌われたかも」と不安でいっぱいになります。
何度もトークのスクショを見直して、友達にこの言い回し大丈夫だったと思う?と確認したり(友達、すまん)、NGLINEに当てはまってないか検索を確認を繰り返したり。

課題とか就活とか色々やらないといけないことがあるのに、「気にしすぎ」にエネルギーが取られて、作業ペースが落ちる。
まるで、パソコンに重いファイルがあって、上手く作動しないみたいになります。


3、決められなくて時間を消費

考えすぎて物事を決めることが出来ません。
やってみたい、と思っても懸念点ばかり見つけてしまって、うまく踏み出せなかったり。ありもしない想像をして、結局やめてしまったり。

後から振り返ってみると、どうしてあんなに悩んでいたんだろうと思うことばかりです。


シンプルにしんどいし、もうやってられません……。
自己肯定感も見事にダウン!
自分をやめたくて仕方がなくなります。


解決するために

1,認知行動療法をはじめた

最近私は、ようやく解決に向けてアクションを起こすことにしました。
シンプルにしんどいし、なんか、周りはそこまで考えてないんじゃないかと思うことが続き、自分の「異常性」に気が付いたのです。

そこで、まず学生という立場を活かして、大学のカウンセリングルームの門を叩き、「認知行動療法を受けたい」とお願いしました。

「気にしすぎさん向けの本」を読んでいると、何度も「認知行動療法」という言葉が出てくるので、やってみようと思ったのです。

認知行動療法
「現実の受け取り方」や「ものの見方」を認知といいますが、認知に働きかけて、こころのストレスを軽くしていく治療法を「認知療法・認知行動療法」といいます。

株式会社ウーマンウエーブ

LINEの返信が来なかったとき、私はすぐに「嫌われたんだ!」と考えてしまいますが、これは「認知のゆがみ」の一つである「結論への飛躍」に当てはまります。

「結論への飛躍」
根拠もなく、誰にも分からないような将来を決めつけてしまったり、人のちょっとした言動で、その人の考えていることを決めつけてしまったりすること。
例えば、相手のちょっとした発言で「きっと嫌われているに違いない」「私のことを悪く言っているはずだ」と決めつけてしまうといったことが挙げられます。しかし、相手の気持ちはその人でないと本当のところは分かりません。別のことで機嫌が悪かったのかもしれませんし、疲れていただけかもしれません。それを勝手に決めつけることで、一人で空回りしたり、相手に対して気まずい反応をしたりして関係性を悪化させる傾向があります。

うららか相談室

認知のゆがみに関する具体例を見るたびに「ああああ、これ私だわ!!!」となります。

カウンセリングでは、認知行動療法用のワークシートをいただき、それを埋めていきます。2週間に1回なので、カウンセリングのない時は、自分でもワークシートを埋めて実践します。

効果

まだ始めたばかりですが、とりあえずカウンセリングに行って良かったことを2つ挙げたいと思います。

1点目は、とりあえず自分がどれだけ考えすぎなのかを再自覚することが出来ました。心理の専門職の方からも「考えすぎだと思う」と言われました涙。専門家の「お墨付き?」をいただいたことによって、ぐるぐる一人反省会を始めた時に、「もしや考えすぎなのでは」と気づくことが出来るようになりました(それでもザワザワと気になるのですがw)。
このままひどくなると対人恐怖症になってしまうそうなので、なんとかしたいですね。

2点目は、「どこか話す場所がある」ということで、いやなことがあっても、「カウンセリングで話せばいいや」と思えたこと。
カウンセリングに行くまで、「話したところで解決しないじゃん」と思っていたのですが、とりあえず人に話すことは大事なんだなと感じました。


2,小さく行動をはじめた

2つ目は、考えすぎた時は、小さく出来ることから行動を始めることです。

例えば、就職活動。

わたしは出版社を受験しようと思っているのですが、「私なんか受かるわけなくない?」とか「他業界と両立できなかったらどうしよう」とか「そもそも向いてない説」とか、考えても結論の出ないことを悩んでしまっています。

そこで、とりあえず、「出版社に行く」という決断は、内定が出てから考えることにして、今は、漢字対策・作文対策など、起こせる小さな行動に取り組むことにしました。

やってみないと分からないですしね。


まとめにかえて

以上、気にしすぎな自分を変えるために始めたこと、でした。

まだ始めたばかりなので、特に何も変わっていませんが、おおらかな気持ちで毎日を過ごせるよう、治療に取り組んでいきたいです。

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