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DIYで我が家にカーテンがやってきた

気づけばnoteの更新が止まってからはや●日、早々に三日坊主か?状態に陥っているわけですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

前回の記事で「カーテンが欲しい」とまるで遺言のように書き残してから、りはるの日常は目まぐるしく動いていた。引越しの片付けもそうだが、地元に帰省して色々やったり、呉服屋さんで散財したり、義両親が新居に遊びに来てくれたり。
そんなこんなで、カーテンがないまま3週間ほど暮らし続けていたわけだ。

わざわざ記事にするほどなのだから、カーテンが欲しくてたまらないのはその通りだし、必要不可欠な物だとも思っているが、無いならないで慣れてしまうのが人間の性。
容赦なく窓から降り注ぐ朝日によって、毎朝6時台には目が覚めていたあの頃の感受性はどこへやら、今では目覚ましが鳴る7時半くらいまで普通に寝ることができるようになってしまった。今のところはまだ二度寝をすることはないけれど、それが可能になるのも時間の問題だろう。

週末、窓枠の大きさを測ってから、ホームセンターやニトリが集まっているところに夫と行き、カーテンレールとカーテンを買って帰ってきた。旧宅で使っていたカーテンが、裾を解けばピッタリサイズになりそうだったので、カーテン自体は1セット買うだけで済ませることができた。しかも、購入したカーテンは在庫処分品なのか、やたら安くなっていたものから選んだため、一つの窓につき6000円ほどの出費に抑えられた。
既製品サイズのカーテンなので、当然我が家の窓ぴったりサイズではない。でも、ここでオーダー(もしくはニトリのセミオーダー)などしてしまうと、価格は一気に10倍くらいに膨らんでしまう。
そこで、「丈は自分で切る」作戦だ。とりあえず横幅の合うカーテンを探す。レールの長さ+10センチあればなんとかなる。そのカーテンの丈が、必要分より長ければ、自分で切って調整できる(はず)。こう考えれば、既製品サイズのカーテンでも、選択の幅がかなり広がってくれる。
この週はそれだけで力尽きたので、取り付けは翌週。

カーテンレールの取り付け自体は大した作業ではなかった(らしい)。作業をした日は、私が暑さでやられてほとんど一日ダウンしていたのだが、夫1人であれこれ言いながら取り付けてくれた。
取り付け前は、「カーテンレール 取り付け DIY」とかで検索しまくり、やれこの工具がいるだとか、下穴を開ける必要があるだとか、色々書いてあってハードル高く感じていたのだが、実際やってみるとプラスドライバー1本で事足りたらしい。友人からインパクトドライバーを借りていたのだが、普通に手作業で十分木ネジを入れることができたし、むしろその方が作業しやすかったようだ。
プロのような仕上がりを目指すのならば色々揃えたほうが良いのだろうが、そもそも素人がプロの仕上がりなんで無理なので、理想が高い方は大人しくプロにお願いした方が安上がりだと思う。
我が家に関して言えば、カーテンレールなんてほとんど見えない(見ない)部分だし、家の構造に著しくダメージを与える可能性のある工事でもないから、多少木ネジが曲がっていようと気にならない。それよりも、諸々でかなりのお金が飛んでいった(私の個人的な買い物もふくめて)ので、できることならば安く上げたい、その一心だった。
もしもこの家が新築だったならば、最初からプロに頼んでいただろう。しかしこの家は中古物件だ。リフォーム済みとはいえ、私と同い年くらいの建物である。さらに言えば、私の実家よりも築年数が経過している。
大きな買い物であることには変わりないのだが、「まあ中古だしいっか」という良い意味での気安さもあり、軽率にDIYに挑戦できるというのがある(と言っても作業はほとんど夫がするのだが)。

カーテンレールの取り付けを夫に丸投げしたわけだが、私自身は何もしていないというわけではないことを念のため書いておこう。先述した、オーバーサイズのカーテンを直す作業を先日やっと終わらせた。
一度カーテンレールにかけて、丈をどこまで短くしたいかを安全ピンで印つけし、縫い代を取って切り落とす。そして、ミシンで叩く。素人の突貫作業なので精度は全く無いが、縫い詰めるカーテン自身も格安で買ってきた物だから気負いなくハサミを入れられた。
割とざっくりした、光を通すタイプのカーテンだったので、端に少し鋏を入れてから糸を一本抜いて、そこをガイドに切るということができた。ので、割と真っ直ぐ切れたのでは無いかと思う。
そしてこのカーテン、幅がかなりギリギリだったので、落とした裾を縫い付けて、多少の幅出しもした。カーテンの模様が90°ひっくり返るわけだが、正直気にならない。
まち針の代わりに安全ピンで止めて、実家からパクってもらってきた、透明ミシン糸で容赦なく叩く。

幅出しした部分。柄が90°回転している
突貫ミシンで縫った裾。

というわけで、仕上がりはこんな感じ。丈を詰めたのはリビングのカーテンなので、遮光機能の無いものにした。光は入るけれど中の様子が見えないので、日中閉めていても灯がいらなくて重宝している。もう少し短くしても良かったかもしれない。ちょうど良く床に触れて、埃を掃除してくれそうな丈感だ。気が向いたら直すかもしれないが、その可能性は限りなく低い。
そして、良く見ると微妙に丈が違うところもあるし、縫い目も曲がっているのだが、住んでいる人間が不満を感じていないのでよしとする。

丈出しした寝室のカーテン

一方こちらは丈出ししたカーテン。旧居から持ってきた、遮光機能付きのもので、夫が独身時代から愛用しているから下手したら10年もの。どうせなら新しくしてもいいかなと思ったが、夫の希望と私の予算削減思考がマッチして、裾を解いて再利用することに。
長年折り返してあり、何度も洗濯しているから、折り目やミシン穴はどうしても残る。しかし、寝室こそ最もお客人が入らない部屋なのだから、遮光さえできればなんでもいいじゃないかという結論に至った。
アイロンを当てて多少伸ばそうかとも思ったが、洗濯タグの印刷が消え失せており、低音アイロンすらかけて良いものか判断ができなかったので、当分はこのまま使うことになるだろう。

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