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毎日通う高齢者のための学校

どうも理学療法士のツネです。
いつも御覧くださりありがとうございます。

昔のふと思ったんです。
どうして毎日病院に来るんだろうと。←いや、治療のためだろう
飽きもせず・・・。 ←失礼か!

毎朝7時には順番待ちをしていた古参の常連様。
朝混みを避け、2番目の波に合わせてくる患者様。
予約せずに来院し待ち時間に驚く患者様。

多い時には60名ほどの方が1日に来院されていました。

特に、退職はしているけど、デイサービスに通うほどでもない年齢の方が多くおられた印象です。

先日書いた記事にも書かせていただきましたが、

本来の病院用途とは違うかもしれませんが、
今日行く場所、今日する用事(リハビリ)が病院であり
社交の場としての機能をもっていたように思います。

「〇〇さん、久しぶり!最近見ないから心配してたんよ。」
「先日、✖✖さんの奥さん、亡くならはったやろ・・・」
「明日手術なのよ・・・」
「あら(カラオケの)先生、お久しぶりです。」

世間話にスーパーの安売りの話。
四季の話から各々の死期の話まで。

まるで定年後に通う学校のように、
お互いの生存を確かめ合うように。

今日行く場所、今日する用事があることは実は一番幸せなのかもしれないですね。

私「はい、みなさん。それでは授業(リハビリ)はじめまーす!」

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