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ロシアの情報戦

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2022年9月の記事一覧

ロシアのフェイクアカウントについて その㉖:実例4(タマホイ@Tamama0306)

【概要】親ロシア/反ワクチン/反DS/親トランプの4点セットが揃ったTwitterのアカウント。フォロワー数は2022年09月時点で2万人を超えています。日本語Twitter界隈では大物の親露派アカウントと言って良いと思います。

2019年01月頃から活動しており、初期の頃はゲーム関連のツイートを投稿していました。その後2021年04月頃から反ワクチン関連とアメリカ政治関連のツイートでフォロワー

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ロシアのフェイクアカウントについて その㉔:松里公孝氏への反論

【概要】ザ・リバティWebという幸福の科学(宗教団体)が関わる雑誌に、東京大学大学院法学政治学研究科教授の松里公孝という人物が珍説を寄稿していたので、反論してみようと思います。以下の様に、かなり攻めたタイトルの記事となっております。

<タイトル>
ロシア・ウクライナ研究の権威が語る ゼレンスキーを大統領にした過ち

ナチス・ドイツが活動した時代には、主戦論を唱えたチャーチルを罵倒してヒトラーさん

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ロシアのフェイクアカウントについて その㉕:プロパガンダの無効化(公開で推敲中)

注意:本記事は現在推敲中です。【概要】SNSにおける投稿がロシアのプロパガンダ投稿と判断した場合に、
 ①キッパリと論破する
 ② 茶化す
と2パターンの対応が考えられます。

割と名の通った学者等がロシア擁護発言を行っている場合は、①が有効だと思います。一方余りにもくだらない嘘を垂れ流している場合は、②で対抗するのも一つの対応だと思います。

ウクライナ侵略に関連するロシアのプロパガンダ対策とし

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ロシアのフェイクアカウントについて その⑳:NPT(核拡散防止条約)

【状況①】ロシアによるウクライナ侵略に関して言えば、ロシア軍は民間人を標的にした砲撃、ミサイル攻撃、虐殺、拷問、暴行等、やりたい放題をやっています。一方、ロシア人の富裕層はクリミアでバカンスを楽しんでいます。

ウクライナは、武器支援を受けるアメリカからロシア国内を攻撃することを自制するように求められています。

核兵器保有国と核兵器非保有国が戦争しているため、こういう不公平な条件になっています。

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ロシアのフェイクアカウントについて その㉓:藤和彦氏への反論

【概要:その①】経済産業研究所コンサルティングフェローなる肩書を持つ藤和彦氏がロシアによるウクライナ侵略について記事を書いていたので、反論してみます。

まずは1本目から。発行日は2022年02月21日で、ロシアのウクライナ侵略開始の前日です。

【問題点1-1】<藤氏の主張>
ロシアとウクライナの関係が悪化した発端は、2014年にウクライナに親欧米政権が誕生したことにある。「新政権がロシア語話者

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ロシアのフェイクアカウントについて その㉒:課題一覧


【概要】フェイクアカウント対策を実施する中で抽出した課題を、書き連ねて行きます。

【課題①:憲法九条改正】「ネオナチだから」といって核保有国が侵攻してくる、更に残虐行為の限りを尽くすという悪夢が現実に発生しています。

憲法九条で平和を守れるか、というとそれも相手次第だと思います。

現状に即しているかは、議論が必要だと思います。

【課題②:スパイ防止法】 ・リンクその①

【課題③:外務省

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ロシアのフェイクアカウントについて その㉑:ロシアの蛮行集

【概要】ロシアの蛮行について、メモを残してゆきます。

【その① オレニフカ刑務所の虐殺】リンク

【反論②:ブチャの虐殺】駐日ロシア連邦大使のガルージンが、「ロシア軍がブチャから撤退した時点では遺体は存在しなかった。ウクライナ側の自作自演である。」と主張する動画があります。ロシアのネベンジャ国連大使も同じことを言っているので、ロシアの公式見解とみてよいでしょう。

ブチャからロシア軍撤退した後に

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ロシアのフェイクアカウントについて その⑲:大前研一氏への反論

【概要】ビジネス・ブレークスルー大学学長の大前研一氏がロシアによるウクライナ侵略について記事を書いていたので、反論してみます。

【問題点1】<大前氏の主張>
ロシアの軍事侵攻が始まって以来、首都キーウ(キエフ)にとどまって、連日悲痛な顔で徹底抗戦の意志を発信し続けるウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の姿を、西側メディアは英雄であるかのように報じている。また、多くの西側諸国において、ゼ

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ロシアのフェイクアカウントについて その⑱:日本国憲法


【護憲派/改憲派】日本国憲法は「戦力不保持/交戦権の否認」を定めています。自衛権まで否認しているかどうかは、現時点でいえば国民の間で解釈が分かれているところだと思います。

ロシアのウクライナ侵略という現実を突きつけれられて、護憲派の人たちも考えが揺れている様にみえます。

護憲の立場を堅持しようという人は、ロシアの不法侵略に立ち向かうウクライナの戦いを見て「私ならやらないけれどね」というコメン

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