ぽん

ある日突然、超特急の沼に落ちた私の平凡な毎日。 頭の中にめぐる、喜怒哀楽を綴ります。緑…

ぽん

ある日突然、超特急の沼に落ちた私の平凡な毎日。 頭の中にめぐる、喜怒哀楽を綴ります。緑の窓口から8号車になる、ベタな展開。 推し活未経験者、ソーシャルメディアに疎い私が、突如出会った超特急と仕事と人生に戸惑う記録です。

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水戸黄門見ていたら、紫とオレンジのコーディネート。御老公様コーデのライブ乗車はリョウガさんとハルくん推しカラー。超特急が好きになって、日常がカラフルになった。

    • 私の小さなキッチンがライブ会場になった。

      私の平凡な毎日は、同じことの繰り返し。 夜、家に帰ると夕食の下ごしらえをする。部屋を掃除したらお風呂に入り、夕食を仕上げ、ご飯を食べる。洗濯物を片付けて、アイロンをかけ終わるとすでに日付は変わっている。 睡眠時間は長めに必要な私にとって、家に帰ってからも大慌て。段取りが狂うと寝る時間がどんどんと削られていくからだ。 そんな毎日だったが、超特急に出会ってからは、帰宅後に超特急のライブ映像をリビングのTVでつけるようになった。パワフルなダンス、はっと驚く演出。会場と一体となっ

      • 大切なものを得ること、それは喪失の物語の始まり。

        混雑している通勤電車の中で、私は迷っていた。 どの曲を聴こうかな。 かつて通勤電車は仕事のプレッシャーで腹痛に耐える30分だった。今では、たくさんの曲を聴ける、楽しみな時間になっていた。こんなワクワクする気持ちは久しぶりだ。 「7人のメインダンサーと2人のバックボーカル」で構成される超特急には多彩な楽曲がある。スタイリッシュな楽曲、元気になる曲、ちょっとコミカルな曲。楽曲の良さにも夢中になる。 車両の隅に押し込めてられて、車窓からあふれる新緑の山々を眺めながら考えていた。

        • エピローグ 

          半年ぶりの美容室で、疲れた自分の顔を見ていた。「仕事にやる気が出ないんです。5月病でしょうか」「会社は働き方改革とか言って、パソコンが決まった時間に電源が落ちるんです。だから、やりきれない仕事が雪だるまみたいに増えるばかりです。昔は始発から終電まで仕事ができたのに」世の中にあふれる陳腐な愚痴。 やる気が無いと言いながら、朝から晩まで、休みの日すらも働いている。もう、これ以上余白が無い。「だから、私、いいこと思いついたんです。家に持って帰ってやればいいんです。時間気にせずでき

        水戸黄門見ていたら、紫とオレンジのコーディネート。御老公様コーデのライブ乗車はリョウガさんとハルくん推しカラー。超特急が好きになって、日常がカラフルになった。