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報酬について

金銭的報酬と非金銭的報酬のお話。
最初に入社した会社でよく言われていた話だが、報酬にも2つあるという話である。

前者は、例えば給与、ボーナス、ストックオプションなど、目に見えやすいお金関連のもの。そして後者は、やりがいや責任ある仕事、役職、チャレンジの機会など、目には見えないが実はめっちゃ大事なもの。

お金的な側面は定量で測りやすいので、どうしても人間はそっち(定量的に測定可能な尺度)にばかり意識が向いてしまう。
しかし、金銭的報酬は結果論的な部分もあり、実は非金銭的報酬がすごく大事である。

キャリア相談を受けることも多いのだが、その中で譲れないポイントに「給与」を挙げる人がとても多い。
それ自体は悪くないし、当然と言えば当然なのだが、チャレンジをさせてくれる環境、手を挙げたら任せてもらえる環境、会社の置かれているフェーズなどで選ぶのも一つかな、と個人的には思います。

今後のキャリアにおいて自身で何かに本気で取り組んだ経験(成功/失敗はさておき)、決断した経験は大きな武器になる。特に20代、30代は非金銭的報酬を得られるところに身を置くことが、将来の金銭的報酬を大きくすることに繋がるのではないかとつくづく思います。
しっかり成果出していけば、それはいつか必ず金銭的報酬となってリターンとして跳ね返ってくる。そんなもんだと思います。

逆にそういった大事な経験を実はあんまり積めていない状況でキャリアと年を重ねていく、そして高学歴かつ大企業所属なため、ある程度金銭を貰ってしまった人はどんどん見えない手錠がはめられていく。
気づけば身動きができなくなっている、なんてこともあるのではないかと…。

今の時代、会社に属していること自体には何も意味はなく、「私はこれができます!」をいかに増やすかに注力すべきだろうと改めて思います。

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