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鎌倉に引っ越したらこうなった・エピソードNOW

こんにちは。
10月に「鎌倉に引っ越したらこうなった」(仮題)という書籍を出版予定です。

これはレシピ本ではなく、私の引っ越しや開業などの経験を赤裸々に綴っています(暴露本ではありませんが・・・)

そして、今回このnoteでは原稿入稿後も変化を続けている「on going」を発信していこうと思って始めます。
つまり、「文字になってその後」も現在進行形で変化(退化?老化?)している「今」を発信していこうと思っています。

ご興味ある方はぜひブックマークして下さい。

さてさて・・・

今回は「エピソードNOW」として、3月に原稿を入稿して以降の「今」を書きます。つまり原稿を書き終えた時からの「その後」です。

ちなみに書籍のメッセージとして「やればできた」「みんなもやってみて」などと調子の良いことを書いています。
けれど実は、どん底気分から抜け出せない今の私がいるのです・・・(涙)

話は2020年3月からです・・・

そもそも2020年の年明けには1年半の時間を費やした原稿を書き終わり、「やっと編集作業に入れる!!」とカタチが見えてきた矢先、コロナウィルスが世界を変えました。

そして実は、そのコロナとは全然カンケーない「コロナ直前」で、私は急に「もう全力でやり終えたんじゃないか」と思ってカフェ営業をやめました。

ええ、突然カフェ卒業宣言です・・・

この時点ですでに、本になる原稿と違う「今」が発生しました。
さらにコロナの影響もあり、その後一部書き直しや追加原稿を書き上げたのは5月ごろでした。
年初に書き上げた時の思いと、わずか2,3カ月で激変した環境や思いを照らし合わせる作業は、なかなかしんどいことでもありました。

時は「外出自粛」真っただ中で、ひたすら一人で「自分」に向き合うのは結構堪えました。

そして6月に入り・・・

やっと原稿が入稿できた!
本当にこれから校正の段階ね!
秋には出版だ!

と思っていましたが、実は私の気持ちが書籍を通して綴った「そのときの信条」とずれてきているのです。

「やればできる」「やってごらん」「大丈夫」なんて勝手に応援団みたいなことを発信しているのに、当の本人が全然動けず、自己否定の沼にどんどん沈んでいきました。

当然、原稿を書いていた「その時の信条」には立ち戻れず・・・

まるで「アントキのイノキ」みたいに・・・(!?)

ちなみに・・・

書籍を通して伝えたかったことを繰り返しておくと、
「人生やってみなきゃわからない」
「私でも出来たから、誰だってやればできる」というもの。

やってみたいけど、そのうちね!
私には無理よ・・・
と一歩踏み出せない「二の足女子」の背中を、「ドン!」と力任せに?押してみますよという内容。

・・・というほどでもなく。
耳元で「やったらいいじゃん」「大丈夫だよ」「私だってできたんだから」と呪文のようにささやいているもの。ソフトに応援するよ!ってやつです。
(わかりますか?w)

ところが!!!!

当の本人の私のやる気が、まったくどっかへ行ってしまったのです。
おーーい!!どこーーー???

参ったな。本出るのに・・・。というリアルな気持ち。
「書いた自分」になれないのです。

でもなんでだろう?
そもそも更年期?
いやいや、コロナ鬱だよ・・・

なかなか抜けきれない闇に、そんな原因を当てはめてみる。
でも、実勢私の気持ちが晴れるわけでもなく。
「何もしたくない」
「というか、そもそも私は何もできない人間だもん」という具合に自分全否定が止まらなくなってしまったのです。

逆ドミノのように、過去にさかのぼって、そもそも私ダメ人間という超絶悲観が止まらない思考の沼にはまりました!!

やっぱりコロナの影響なのか・・・

コロナで人との接触がリアルでできない今。
それに反比例して、やたら見聞きする他人の活躍や奮闘。

私は・・・と言えば、思うように行動できない体とマインドに「自己大否定フェス」が止まりません。
もう心の野外会場がタオル振り回した輩であふれています。

「自分ダメーー」「たいしたことナーーイ」「他の人はちゃんとやってるよ」そんなことを口々に叫んでいるファンの皆様・・(妄想)

その壮大なフェスは、そもそも自分が生まれてこのかた・・・といった具合に過去にさかのぼって「何も成し遂げていない」ハリボテな自分を、「ダメな自分」を恥ずかしく思う気持ちで絶賛盛り上がっています。

いくら人に何かを言われても、助けてもらっても、自分が腹落ちしない限りダメですよね。

自分ダメだ・・・

今回の私の自己否定はなかなか強力で、ことあるごとに自分を過小評価しすぎてマイクロ人間になってしまったかのようです。
こんなこと今までなかったのに・・・。という思いがあります。

白状しておきます。
それは今も続いています。

もがいています

物の本を読んだり、信頼できる人に話してみたり、時に色々アドバイスをもらったり叱咤激励されたりしますが、それすら「やっぱり自分はダメだ」としが思えなくなっているのです。
その時は納得しても、また引き戻されるのです。

なんでだろう?

よく言われることは・・・
ここ数年すごい勢いで人生が変わったからその反動が来ている、とか。
色々なことを超速でやり過ぎたからその疲れが出てるんだよ、とか。

言ってくれる人もいます。
ありがたいサポートやアドバイスです。

でも、それにしても、これほど長い間自分がまったく動けないなんて前代未聞なんです。
それがもどかしくて苦しいのです。

きっと私的一大事なこの事象は、たぶん「抜け出したな」って自分で思えるまで延々続きます。
それが1か月か、半年か1年か3年かはわかりません。

そこで、お恥ずかしながらこのエピソードNOWです

「私はやったらできたんだよ」なんてエラソーな本を出すクセに、この始末です。

でもそれが今のリアルなんです。

このようなことをあからさまにすることが、書籍の中身と相反するようで。全然説得力ないじゃん!と、ビジネス上でも色々思うことはあります。

でも、これもリアルなんです。
これが今の私なのです。

絶賛停滞中。

でも、そんな中でも私の強味があるんです

私が勝手に「今ある唯一の強味」があるとしたら・・・

「逃げずに味わい尽くし、それを発信する。」という事だと思うのです。
「on going」です。

リアルに「実行している」「体験している」「今どっぷり浸かっている」
そしてそれを「発信している」・・・という強味。

しかもリアル店舗を構え、実名で・・・という潔さ!

大したことない・・・と思うかもですが、でもね、
いまやニックネームや匿名で何でも発信している時代。
いつも画面越しに見ている人は、本当にその人なのか、そもそも存在するのか・・・わかったもんじゃありません。

もちろんその良い点も、そうでない点もあります。

そんな中、このナウの世の中で「実名・リアル店舗」は何のメリットもないし、重荷でしかないのかもしれません。
けれど・・・逆にそれは強味にもなるんじゃないかって思っているのです。

実名で地元で仕事して、活動して、実名で出版しました。
不動産とも言える「実店舗」だって看板を背負っています。

今の世の中、リアルに身を明かさなくても、自分を「キャラだて」しても、リアルに店舗なんてなくても、大きなビジネスができたり影響力を持てたりするのに・・・です。
実際そんなものない方が、軽く、柔軟にこれからの世界を生きていけますよね、ナウいです!

でも、例え「過去の遺産」とか「昔のやり方」と言われても、私は逃げも隠れもせずこのように生きています。今のところは。

良いのかどうか?ダサいのかダサくないのか?
ちょっとそれは脇に置いておきます。
そのリアルをこちらで並行して綴っていきます。

誰かのためになるのなら。
というか、まず先に、自分のためでもあるから。

今、色んな角度から自分を見ています。
ちょっと時間がかかりそうです。
したがって、また何度かエピソードNOWを1章、2章・・・と綴っていくと思います。

ということで、まとまりはありませんが、今後ともよろしくお願いします。

次回はもう少しエピソードNOWの第1章を綴ります。
私がもがきつつ、休みつつ、発見していることがあります。




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