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2022.3沖縄初開催【足元から始めるフレイルケア】より

今年3月。沖縄県うるま市で介護士、看護師、理学療法士、介護支援専門員様などを対象に『足元から始めるフレイルケア』というテーマでお話をする場をいただききました。市内5つの法人、会社様からご参加いただきました。

 私の住む東北とは違い、暖かな気候の沖縄。沖縄のおじいちゃん、おばあちゃんの足元の状態を実際に観たことがなかったため分厚くなった足の爪などのトラブルに、もしかしたら困っていないのかも。と内心ハラハラドキドキの中で研修を迎えました。

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最初はお互い緊張の中でしたが同じ介護福祉士、介護支援専門員としても高齢者に携わってきたことを強みにした理論や時には笑い話も交えながらお話を進めていくことで少しずつ距離が縮まってきた会場。次第に会場では頷いていく回数が増えていったように思えました。

普段は研修などに興味を示さないという介護士さんが質問攻めで食い付いている姿に、その介護士さんの上司も驚きを隠せなかったようです。

 実技では動画撮影(通常はNG)が始まるほど。普段、爪切りに困っている介護士さんや看護師さんからの質問の数々。靴の質問まで。各々が思っていても上司に言えないこともあるのだと感じる場面も。


そのひとつを代弁。

爪を切る道具。爪切りやネイルニッパー、爪やすり(エメリーボード)はどれでも良いではないと私はおもいます。切りやすい、そして使いやすい道具を選び使うことで介護士さんや看護師さんのストレスや不安なども解消できることもあるのかもしれません。選ぶポイントさえ押さえておけば、高価なものでなくて十分です。


急遽スケジュール変更

翌日。急遽スケジュールを変更して熱意ある介護福祉士さんへのフットケアのボランティア相談とおじいちゃん、おばあちゃん4名へのボランティア施術。(注:余程のことがなければ通常はしていません。)


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当たり前だと思っていたお風呂。沖縄では当たり前ではないということに気付かされました。こうして足を湯に浸けることは珍しいことなのだと。


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「この爪、どこで切ってもらえるか困っていた。」「ずっと沖縄にいるんでしょ?」と、おばあちゃん。


言葉に詰まる私。


やはり恐れていた言葉は返ってくるものです。

「これから、この爪切ってもらうにはどうすれば良いの?」

技術を教わりたいといってくれた介護福祉士さん。この介護福祉士さんができるようになるために再び教えに来ることを、おばちゃんに伝えました。技術だけ学びたいと思っても技術だけでは済まされない私の講座。理論等々もしっかり伝えていきます。

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このご時世。本土から来た私を温かく迎えてくれた皆さん、ありがとうございました。おじいちゃん、おばあちゃんも気にすることなく色んなお話を聞かせてくださって勉強になりましたし楽しかったです。ボランティアと言いつつも、得られることや楽しさがあったのでプラマイゼロになりました。

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偶然なのか奇遇なのか前回訪れた日から、ちょうど6ヶ月後の9月8〜10日。足爪ケア講座を沖縄で初開催します。


詳細は

フットスタースマイルHP

https://footstarsmile.shopinfo.jp/ をご覧ください

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お申し込みは下記申し込みフォームより受け付けております。締め切り8/12まで。





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