【暦の上では..5】「春分」を感じる
花冷え。
桜が咲くころ、
一時的に寒くなることを指す言葉ですが、
先週は「花冷え」という言葉では
足りないくらい、寒さの厳しい日が続きました。
都内でもみぞれがちらつき、
真冬並みの気候に逆戻り。
三寒四温とはいいますが、
ここまで気温差が激しいと
体がついていかないですね。
そんな中、都内の桜は今週
満開を迎えました。
この時期特有のワクワク感。
アスファルトを見ると隙間から
草や小花がニョキニョキ伸び、
ありとあらゆるところで
春のエネルギーが満ちあふれています。
いよいよ春本番です!
+。* 暦を感じる *。+
・自然界とのつながりを意識したい!
・暦を意識して暮らすことで、体や心を季節と調和させたい!
・自然の恵みに感謝しながら、移ろいゆく季節を感じたい!
こんな思いでスタートさせたこのコーナー。
今回は「春分」をいろいろな角度から感じてみたいと思います!
■カレンダーから感じる「春分」
二十四節気の4番目となる春分。
カレンダーをこちらにしてから、
暦を意識して日々を過ごすようになりました。
七十二候では、
この春分を更に3つ(初候・次候・末候)、5日ごとに分けます。
いつも参考にしてる暦生活さんのサイト、春分についてはこちら。
・雀が巣を作り始める頃
・桜前線が北上し、各地から桜の開花宣言が聞こえてくる頃
・春の訪れとともに、恵みの雨を呼ぶ雷が鳴り始める頃
ーーーーー
この時期に多いのは
菜種梅雨(なたねづゆ)。
ようやく暖かくなってきたと思った頃に
寒々とした雨が続きます。
我々人間にとっては自律神経を
乱す原因になりかねませんが、
植物にとっては恵みの雨。
まだ今は風も強く不安定な日が続いていますが、
春うららな陽気もすぐそこまで来ています。
「春めく」から「春本番へ」。
春爛漫な日はもうすぐとのこと。
楽しみですね!
■祝日から感じる「春分」
春分の日。
太陽が真東からのぼって、真西へ沈む日であり、
昼と夜の長さがほぼ等しくなる日であります。
そして二十四節気の中で国民の祝日になる
数少ない日でもあります。
祝日となるのは、
春分の日と秋分の日のみ。
その理由は...
宮中で儀式が行われていたから。
そして1948年からは
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日として
国民の休日となったそうです。
お墓参りをして先祖に感謝するだけでなく
自然界のものに感謝する。
今あることが当たり前と思わない。
感謝の気持ちを大切にすごしたいです。
■肌で感じる「春分」
最後は近況とからめて。
春分の日をからめた三連休は
中学生の長男の野球の大会でした。
家から9km離れたグランドが会場だったので、
連日電動自転車で往復してきました。
初戦は3回コールド勝ち。
二回戦は負けてしまいましたが、
優勝チーム相手に善戦でした。
長男は連投で2試合を一人で投げきり、
背番号1が少し板についてきたような。
試合の帰り道、桜がつぼみをつけはじめていたので、
思わず自転車をとめてパシャ。(3月20日)
そこから一週間。
昨日は仕事の帰り道、
最寄り駅から一駅手前の駅でおり、
一人川沿いの桜を眺めてから帰りました。
街灯にぼんやり照らされた桜でしたが、
今がちょうど見頃。(写真くらっ笑)
春風に吹かれながら
いいひと時を過ごすことができました。
引き続き暦へのアンテナを高めて
移ろいゆく季節を味わいたいと思います!
*参考文献
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