見出し画像

いつもとほんの少しだけでも違うことをしてみる大切さ

目的地は同じでも、いつもの道ではなく、一つ奥の道を歩いてみる。
歩く道は同じでも、いつもと反対側の歩道を歩いてみる。

なにが起こるかって?
「あ、こういう景色もあったのか」
という気づきが、心地よい強さで頭を刺激してくれる。


新しい道に入ると、途端に観察をし始める自分に気が付いた。
「あの窓の形が美しいな、この八百屋の野菜の置き方上手だな、この歩道のここにスペースがあるのは何のためかな」。

いつも同じ道を歩いていると、今自分はここ、この店の前を過ぎたからあともう少しで~、と認識するだけで、風景に慣れすぎていて、歩きながら風景は見ているけれど観察はしていない。

いつもと違う道。その景色の中に小さな発見と思考の出発点があるかもしれない。
いつもの道に、そのような要素がないわけではない。通る道がいつも同じということが、私の頭に活動することをそこまで促さない。

だからすこし、意識してみる。ここはもう何回も歩いた道だから、今日はこっちを歩いてみよう。同じ道の反対側の歩道を歩いただけでも、上に書いたことが私の頭の中に起こったから、これまた面白い。

なにも「どの道を歩くか」の話だけではない。日常生活で言うなら、例えば、
別の本屋に行ってみる、別の八百屋にいってみる、図書館でいつもとちがう場所に行って座ってみる、電車の車両を変えてみる、いつもと野菜を買ってみる、
とかかな。
いつもと違うものに出会うことになる。それだけではなく、違うもの・情報が目に入ってきて、頭でそれを処理する。そして考えたければ考えてみる。新たな視点を得られるかもしれない。考えを深められるかもしれない。

とても地味なことだけど、なんか頭にとって良い刺激だな、と思ったわけです。
なぜ?と問いてみる、そして考えてみる。これって重要な姿勢だと思っているわけですが、日常生活の中の些細な行動に些細な変化を加えるだけでも、その訓練ができる。そんな、にやりとしたくなる、お得な発見をしたので、ここに記しました:) 

 ぜひお試しを。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?