やってあげればいいんじゃない?
プールに設置してあるドライヤー。それはみんな綺麗に使ってる。使用後は、使用前と同じようにコードを巻いてカゴに戻す。みんな当たり前のように習慣づいてるけれど、すごいことだなと思う。
3年生ぐらいの女の子がドライヤーを使って長い髪を一人で乾かしていた。ちょっと使ったあと、コンセントに入れっぱなしで、ドライヤーもポンと置いたままどこかへ行ってしまった。
しばらくするとお母さんと戻ってきた彼女は、再度ドライヤーを使いだした。お母さんも使用して、元の位置に戻して部屋を出て、また女の子と二人きり。
結局さっきと同じで使いっぱなしで、今度は風のようにいなくなってしまった。
さて。なんとなく悶々とする。
二人きりの時、なんとなく教えてあげればよかったのか、どうすればよかったのかドライヤーをかけながらずっと考えていた。とりあず、そのままのドライヤーを片づけて家に帰った。
姪っ子に、「そういう時、知らない人から教えてもらうのって子供にとってはどうなんだろう?」と相談すると、「教えなくていいんじゃない?やってあげればいいんじゃない?」だった。
ほーーーーー。と思う。私は数分は悶々とし、姪っ子は即答。
私もあなたのようにすぐによい行いのできる人になりたいです。6年生になったね。おめでとう!
最後までお読み頂きありがとうございます。 いとうれしです。