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電子書籍ことはじめ

おととし、韓国語の翻訳に興味を持ち、去年翻訳のワークショップに参加したり、翻訳コンクールの課題本を読んでみたりした。

今年も翻訳コンクールの課題本が発表されたことを、以前一緒に韓国語翻訳を勉強した仲間から聞いたのだが、今回は自分の韓国語力のなさに、もう少し韓国語を勉強してからと思って、TOPIKとハングル検定の準備だけにして、翻訳はパスしようかと思っていると書いた。

そうしたら、

「諦めないでください。試験は基礎力をつけるのには重要なんでしょうが、本当の語学力をつけるには小説を読むのがいちばんだと言います。これから女性の翻訳家が数多く求められる時代が来るそうです。いずれも先達の言葉なので信じて下さい(笑)。試しに挑戦してみませんか。」

とのお返事が。本当にそうだ。いいことを言ってくれたとありがたく思い、どんな本なのか見てみることにした。書評を読むとコロナ禍のことをテーマにした本で興味深いものだったので、取り寄せることにした。


今まで韓国語の本は夫が韓国に行った時に買ってきてもらったり、チェッコリで注文したりしていたが、今回は教保文庫(韓国の本屋さん)でネット注文してみることに。

読んでみたい本が何冊かあって、まとめて注文しようとしたら、その中の数冊はebookでも読めるとの案内が。ebookなら送料がかからない。教保文庫はFedExを使っているのだが、1冊の送料が1,000円くらいかかってしまう。ebookなら送料分が浮くのでとても助かる。

今回私が注文したのは「우리가 우리를 우리라고 부를 때」

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韓国で明るみになった大規模なデジタル性犯罪、n番部屋事件。それを最初に警察に通報し、潜入取材を続けた女子大学生2人のルポルタージュだ。

決済するとすぐに書籍がダウンロードされ、読み始めることができた。電子書籍は字を大きくすることもできるし、わからない言葉にマーカーをつけることもできるのでとても便利だ。

紙の書籍が好きで、電子書籍はあまり使っていなかったのだけど、スマホでならいつでもどこでも読めるし、海外の本も送料気にせずすぐ読めるので、とてもいいなと思った。今年は電子書籍の割合が多くなるかもしれない。


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