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女性はシャンプーに何を求めているのか

ここ数年、私はシャンプージプシーだった。ドラッグストア、楽天、アットコスメ、美容院のおすすめなどなどあれこれ試した末、最近やっと「これはリピートしたいかも」と思うようなシャンプーに出会った。めでたい。

そのシャンプーはこれ。

シャンプー250ml 3,080円也。「高っ!!」となるか「それくらい普通でしょ」となるかは個人差あると思うけど、まあ高いよね、うん高い。
でも、アットコスメの口コミを見ると、私と同世代の50代から20代の若い層まで幅広い人気。

高価なシャンプー、そこら辺では売ってないシャンプーを使う女性たち。シャンプーに何を求めているのか?と、ふと考えてみたところ、それは「なりたい自分になれる」なのだ。きっと。

風呂場が「バスルーム」になる

まず、容器。これに「なりたい自分」への深い意味があるような気がする。サイトを見ればお分かりのように、このシャンプーの容器はとてもおしゃれで、さらに機能別に分かれてそれぞれ違う色のボトルが用意されている。
このラインナップを見るだけで「うわー♡どれにしようかしらルンルン♪」となる。
比較的高価なシャンプーはボトルのデザインに凝っているのが多い気がするけど、女性心理を考えているのだろうか。好みもあるけど。

自分にとって特別のシャンプーが家の風呂場にあるだけで、そこは「バスルーム」に変身する。なんならこのシャンプーに合わせて、雰囲気の違うものたちは邪魔になるから、素敵なバスルームになるように整理整頓したくなったりして。それくらい、ちょっと面倒な毎日のシャンプータイムが楽しみになって幸せな気分になれそうな気がするではないか。

髪の状態が良ければ上機嫌

私含めドラッグストアで売っているシャンプーでは満足できない方々の髪のお悩みは深く、特にこういった比較的高価なシャンプーを使う人たちは髪になんらかの悩みを持っている場合が多い。くせ毛、パーマやカラーでの傷み、毛量によるボリュームアップ&ダウンなどなど。

だから、良質のシャンプーを使いながら「明日にはさらっさらのツヤッツヤの髪になるのよ」と、期待を胸に抱きながら質の良い滑らかな泡にまみれるのだ。髪の状態が良い日は一日上機嫌で過ごせるのだ。明日にはなりたい自分になれるのだ。それは、翔くんと多部ちゃんのCMが表現しているではないか。

しみじみ、女性にとってシャンプーは特別なものなんだなあ。

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ところで、このシャンプーについて少し補足すると、何もボトルがおしゃれなだけでこんなに高いわけではない。
ノンシリコン、スキンケアクオリティなど、原材料の質にこだわっているらしい。有名ホテルのアメニティにも使われているとのことで、ブランド価値もそれなりにあるみたい。

で、持ち上げて下げるみたいなのだが、どうしても最後に書いておきたいことがある。

容器が使い難い!!

250ml 3080円の容器のこと。これはエントリーモデルだと思うので多くの人はまずはこれを最初に買うんだと思うけど、まあー使い難いったらない。おしゃれなのは気分が上がるけど、毎日出しづらい容器を使うのはかえってストレスになるので本末転倒。中身がすごく良いだけにもったいない。

でも、買って欲しいのはポンプ式のタイプなんだろうね。詰め替え式もあるし継続して購入して欲しいのだよね。そのほうが消費者にとっても断然リーズナブルでコスパも良い。
とはいえエントリーモデルの容器はもう少し工夫が必要だと思うので、ブランド担当の方がもしこれを見たらご検討願います。口コミにもあります故。

おしまい。

いただいたサポートは旅やアート鑑賞の活動費に使わせていただき、記事でお礼したいと思います。