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パーソナルなスタイリストで起業する女性とそのサービスについて勝手に考察

まず、「パーソナルスタイリスト®︎」って登録商標なんですね。知りませんでした。びっくり。

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私が知る「スタイリスト」という職業は、企業やモデルや芸能人を顧客として活動している人だった。今は一般個人向けにサービスを提供する人もいて、「パーソナルスタイリスト®︎」と呼ばれている。
資格ビジネスによる独自メソッドを学んだ人が起業、独立するパターンもあれば、おしゃれ番長的な一般消費者がインフルエンサーになり、スタイリストとしてのサービスを始める人もいる。

では、パーソナルなスタイリストは何をしてくれるのか。商品を直接売るのが目的ではなく、依頼主が似合うかつ素敵に見える服を自分で選んでコーデできるようにするのが目的?

だけど、実際パーソナルなスタイリングサービスを受けた友人たちは、「似合うかつ素敵に見える服を自分で選べるように」なってない。
なぜなのか。それは、独自のメソッドで型にはめるからではないかと思っている。

実は、私も「これなら」と期待して学んだことがあるのだが、結局は型なのだった。


タイプ(型)別に似合う似合わないがあること知り、どうしたら似合うようになるかを掘り下げていくまではまあ良かった。
でも、私が選んだものは「タイプ(型)が違うから不正解」となる。

肌の色をイエベ(イエローベース)とかブルベ(ブルーベース)で分けて「似合う」「似合わない」を分類するのと同じだ。そこで思考が停止する。


「あなたには似合わない」と断言されても、それって正解なの?。
正解って何?
正解はあるの?
誰が決めるの?
なんであなたが決めるの?

となる。私がわがままなの?

型にはめられて苦痛と思うか安心と思うか。人それぞれだとは思うけど、たとえ似合ってなくたって「着たい服を着る」方が精神衛生上良いという結論に至った。

「こう見せたい」というようなブランディング目的のスタイリングはまた別かもしれないが、分析して似合う似合わないを知ったところでそれに囚われてしまったらつまらない。
着たい服を着て気分が良いならそれが正解なんだよって私はスタイリストじゃないけどそう言ってあげたい。

いただいたサポートは旅やアート鑑賞の活動費に使わせていただき、記事でお礼したいと思います。