見出し画像

双極性障害と診断されて、安心した日の話。

思い返せば、中学生の頃からずっと
『メンタルがすごく弱い訳ではないのに、なんで突然鬱みたいになる時があるんだろう…』と思っていた。

ぱちんとスイッチが切り替わるみたいに、寝て起きたらもう数週間地獄。体は重いし、お風呂に入る気力はないし、『あんたなんか死んだらいい』と、どこからか湧き上がってくる感情と戦っていた。

それを抜けると、また
ぱちん
とスイッチが切り替わったように元気になる

やりたいことがわんさか出てくるし、とにかく動いてないとという感情に支配される。

お金のない高校くらいまではまだマシ。

お金を持つようになった大学時代、社会人時代(現在も)になると、1泊3万する都内のホテルに『ご褒美』とかこつけて、1ヶ月に4回くらい泊まりに行ったり、
(おかげで好きなホテルの会員ランクが1番上までいった)

マッチングアプリでほぼ毎日違う人と会ったり。(人脈を増やさなくては!という謎の切迫感があった。たいてい消費されて終わる)

鬱になって、そこを抜けた反動でとにかくお金を全て使うので貯金はなし。そのまた反動で鬱になった時に地獄になる。

消費者金融に手を出した時、母に『心療内科行こう。何かあるよ。』と受診を勧められた。

その時すでに、自分は双極性障害なんじゃないかと自覚はしていたけれど、診断が降りるのが何だか怖くて躊躇していた。

病室に入るなり、先生に『もう半分以上の割合であなたの病名が浮かんでいます』と言われた。

今まで困っていたことや、先生の質問にいくつか答えて、紛れもない『双極性Ⅱ型』だと伝えられた。

安心した。

本当になぜかほっとしてしまった。

そして強く言われたのは、『誰のせいでもない。もちろんあなたのせいでも無いし、お母さんのせいでもない。これは脳の病気です。』

2023年の2月後半のことだった。

なので、今はまだ投薬が始まったばかり。
10日後に血中濃度を計るために採血に行く。

後々役に立ったり、見返して笑ったりできるかなと思ってnoteを始めました。
日記や、過去のことなどなど記録しようと思います。誰か見てくれると嬉しいし、万が一誰かの役にたったら、それも嬉しい。

そんな今は躁状態の最中。
これを書き始めようと思ったことも、症状のひとつなんだと思う。気をつけないとな、、

今は薬と、行動を制限することで、対策中。これからどうなることやら。いい方向に向かいたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?