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火之国屋 忍者に学ぶ 「水遁の術」

忍者がやっているキャニオニング、忍者的に言うと「水遁の術」を体験してきました。

忍者から「水遁の術」を学ぶためには、まずは申し込みから
https://fire-land.jp/plan_suiton.html
ここから申し込みすると、参加確認、場所と当日の流れ、注意事項など丁寧なメールが忍者から送られてきます。

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当日、まずお頭(かしら)からウェットスーツを選んでもらい、ウェットスーツ以外の様々装着する物の着方の説明とフィット感のチェックを受けます。なぜなら、川の水はとても冷たいので、寒がりの人や皮下脂肪が少ない人は、体に薄いクッション性のあるシートを巻いたりしなければ寒くて楽しめないからです。快適に川で遊ぶために大事です。ただ、夏は川に入るまで暑くで地獄の時間になるのもご覚悟ください。
着替えが終わったら、ウエア装着の安全確認をした後、いよいよ川へ移動。出発地点まではお頭の車で向かいます。
スタート地点でまずは記念撮影。
ここでのポーズは事前に決めておくといいかもしれません。
私達は「SUNABACO」の「S」のポーズで決めました。

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ここの道路脇から、下の沢まで降りて行きます。
降りる道は、歩けるようはなってますが、多少足場が悪い所もあり、下りながら歩くコツなども教えてもらえます。
私は2枚のウェットスーツと、身体に巻きつけたシートがゴワゴワして、なかなか思うように身体を動かす事ができなかったのですが、なんとか川まで辿り着く事ができました。

そしていよいよ「水遁の術」の開講!
水に入ります!

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水に慣れるまでちゃぷちゃぷし、忍者の術の練習開始です。
まずは、敵に多くの水をかける「目眩しの術」
手のひらに多くの水を集め一気に相手めがけ水を押し出します。
次は、その攻撃の水を防御する「水の幕の術」
これを完全習得するにはもう少し時間が必要でしたが、それっぽく出来てなかなか満足します。w

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水に慣れたら、いよいよ沢を登りです。
小さな段差からだから大したことないように見ているあなた。
それは大間違い。正直まともに立ってられないくらい水の力ってすごいんです。

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この写真、すごく笑ってるけど、内心結構必死だったりしてます。w
お頭は「泡風呂みたいで気持ちいいでしょ!」なんて優雅な事を言ってきますが、また始まって10分ほどしか経ってない私には、この川の流れの速さと威力に内心ビビっていて、そんなの感じる余裕などまだありません!

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後ろの滝に打たれてきた後の写真撮影。撮影となれば笑顔!笑顔!
小さな滝に見えますが、実際は首や肩にすごい力かかってきて、水の威力をみを持って知る事できます。

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お頭に「逆さピースでJKみたいにポーズして」と命令を受け、無理矢理…
可愛くない二人で可愛いポーズをしたりしてます!w
お頭は常に沈着冷静、表情を変えずに、次々に命令を出してきますよ。

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ここでも、お頭からの写真撮影の命令!
笑っていますが、ご覧の通り後ろからの水流の力で、立っているのが結構大変です!

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急流を下るには、自分の重心のバランスと、ライフジャケットの浮力で流れて行きます。下は岩がゴツゴツしていますので、片足で岩がある場所を察知しながら、身体をコントロールします。なかなかすぐには上手くできないですが、楽しい&スリリング!
お頭は13年ここで忍者として「水遁の術」を、一般ピープルに伝授しているので、撮影ポイント完璧に頭に入っています。なので、いいポイントで、上手く下って感じで撮ってくれます!さすが!お頭!

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「次は、あの岩の上にある四角い岩の辺りから川にジャンプして」
・・・・・・。いや・・・。高すぎるんですけど・・・。(高さ7m)
そもそもこの岩、足場が悪くて、岩場に上がるのも大変。
私はこの岩に上がれることもできませんでした。
相方の忍者見習いは、結構上の方まで登ってて「えっ?まじで?」と内心思ってしまうくらい危険な雰囲気・・・。w
お頭はその姿を見ながら「ここは精神力が試されるんだよ」とポツリ…。
その時、ニヤリとしたのを私は見逃していません。
お頭は、命令を達成できなかった2人に「こうやって登るんだ!」と言わんばかりに、スルスルと岩に登ってみせ、上から写真まで撮っていました。
さすがです!お頭!

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次に命じられたのは「その辺りに落ちている石を立てろ」というもの。
これテレビで見た事がある「ロック・バランシング」ってやつです!
人生で初めてやるし、本当にやれるのか?と内心思いながら・・・
やってみると思ったよりすんなりできました!大満足の笑顔です!

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写真をあげてないですが、この辺りは浅瀬のソーンなので、石を投げて何回水切りできるか勝負や、赤い腹のイモリのため池を覗きに行ったりのんびりタイム。
そして、ここでちょっとホッとしていたら、お頭からの命令!
「石積みで勝負・負けたら拷問」とさらっと言われました。
「拷問ってまた大袈裟な・・・。こんなツアーでそんな恐ろしいことはないない。私は思ってました。
そして石積みゲーム開始。とても楽しく「拷問」というワードを忘れて楽しみました。なかなかいい勝負で「勝てるかも!」なんて思ったその油断で・・・私は負けてしまいました。
『拷問』です!!!!! まさかの『拷問』です。。。

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お頭の命令は「勝者の相方が私の足を持ち、激流の小さな滝に逆さ吊りにする」というもの。ありえない。嘘だ!と一瞬思ったけど、容赦なかったです。w
これまで、仲良くここまでやってきた相棒・・・。酷すぎる!!!w

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まぁ、鼻に大量の水が入って痛かったけど、かわいそうに思ったのか、すぐに足を離してくれて逆さ吊りの刑も終わり、とりあえず2人で元気にポーズ!

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拷問の後は、穏やかな川の流れのスポットで癒しタイム。
最高!至福の時!拷問のことも忘れた!このまま眠ってたい!
ここアシタカが傷を癒した場所?ってくらい癒されました。

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2時間半ほどの「水遁の術」(沢登りキャニオニング)体験も無事にゴール!

川の力はすごくて、恐怖に思うポイントもありましたが、最高に楽しかったです!
そして一緒に体験した忍者見習いと、信頼関係がこの数時間で生まれたのがすごい!
ずっと前から友達だったような気がしてくるくらい仲良くなれました。

これはギクシャクしている職場の仲間や、家族でくるといい体験になること間違いなしです!超オススメです!!!

今回、命を守りながら最高の体験をさせてくれたお頭!
ありがとうございました!!!拷問あったけど、また体験したい!w



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