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最後の米原駅としらさぎ号

2022年9月から
福井出張のある生活。

2024年3月16日、
北陸新幹線福井駅まで開通。

今まで、
東京⇔福井移動が
約8時間かかっていましたが、
これからは約1時間の短縮。

ついに、
福井出張が直通で行けるようになる喜びと、
今まで乗り換えでお世話になった“米原駅”、
福井までの“しらさぎ号”とのお別れに
複雑な心境。

福井の仕事を通じて、
初めて米原駅を使用した際、
とにかく駅員さんたちの動きの素晴らしさに驚きました。

米原駅は乗り換え線が多く、
列車の発着が混み合う時間帯は、
駅員さんたちの誘導がとにかく素晴らしい。
乗り継ぎの采配力は見事です。

特に冬場の米原界隈、
そして、
米原発着の列車は、
雪の影響を受けやすく、
とにかく列車の運休や遅延が多い。

声を張り上げ、
「〇〇列車乗り継ぎのお客様、皆様の乗車終了を待っての発車です。
◯番線ホームです
落ち着いてください!走らないでください!」

と、
何度もアナウンス。

チケット変更や払い戻しの必要な時は、
小さな窓口に総動員で、
多くのお客様を誘導してくれる。

過去に、
しらさぎ号に乗り換えた直後、
隣の方が
「一つ前の電車が運休になったけど、
駅員さんたちの手際の良い誘導でこの列車に乗れたのよ!」
と、
嬉しそうに話しかけられたことも合った。

しらさぎ号に初めて乗ったときも、
戸惑うことが多かった。

米原で進行方向が変わるため、
全座席を乗客が回転させなければならない。
最初はどうして良いかわからなかったが、
今となっては、
戸惑う方を助けることも出来るようになった。

また、
しらさぎ号は
停車駅にあわら温泉など観光地が多いため、
旅行団体の方と一緒になることも多く、
隣の方から“柿の種”を頂いたり、
缶ビールを進められることも合った。

いろんなことを経験させてくれた、
米原駅としらさぎ号。
今後の福井出張では米原駅もしらさぎ号も
使用することはもう無い。

今まで本当にありがとうございました!

美容スペシャリスト猪越理恵は美容業界歴29年、コーチ歴19年のキャリアを生かし、サン・ティトル株式会社を設立。大手化粧品会社や美容機器メーカーのコンサル・商品開発・メソッド開発・人材育成等を支援しています。 https://www.rie-inokoshi.com/