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結局、他者がどう思っているかは、分からない。それを探るのは・・・時間の無駄かもしれない。「親しい関係からなぜか離れたい」がなくなる本を読んでみて。



「親しい関係からなぜか離れたい」がなくなる本 喪失や悲しみから心を守る「自己防衛の戦略」の功罪 (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ) (ディスカヴァー携書) | イルセ・サン, 枇谷 玲子 |本 | 通販 | Amazon


結局、他者がどう思っているかは、分からない。それを探るのは・・・時間の無駄かもしれない。
After all, you never know what other people are thinking. Looking for it may be a waste of time.



That's because you don't really know what other people think of you.
それは、他者が自分のことをどう思っているか・・・本当の所は分からないからだ。
例え「素っ気ない関わり」をされたとしても、
相手が自分に対して「素っ気ない」に相当する感情を持っているのかは、分からないからだ。

◆たまたま体調が悪かっただけ。
◆自分だけでなく、誰に対しても同じ対応をしている。
◆本人は、素っ気なく対応したつもりはない。
など・・・考えられることは、複数にわたる。

案外、難しいけど、
その人を見る時に、違った視点から見てみると、
「なんだ大したことないかも。」と感じることがある。

「親しい関係からなぜか離れたい」がなくなる本を読んだ時、
「自己防衛」ということがテーマのひとつに挙がっていた。



I want to stay away from people because I don't want to get hurt.
自分が傷つきたくない・・・という感情から、
人と距離を置きたくなってしまう。


「自己防衛」まではいかなくても、
「人付き合い・・・面倒くさい。」と感じてしまうことはある。
Sometimes I feel that interacting with people is a pain.

「自己防衛」とは、「現実逃避」の様なものかもしれない。

「相手を理想化」して、「この人は、私にこうしてくれるはず」という気持ちが高くなると、
ある時「期待に応えてくれなかった」「期待外れ」の反動が起きてしまい、
「回避」が起こってしまう。

◆Don't expect too much from the other person
◆Keep an appropriate distance
だからこそ、
◆相手には過剰な期待しない
◆適切な距離感を保っていく

そして、結局、
「相手は、相手」
「相手の気持ちは分からない」
という受け止めていく過程に入っていける。
You can go through the process of accepting that you don't know how the other person feels.

「私は、嫌われているかもしれない」
現実に、そういうことがあったとしても、
「じゃあ、全ての人に嫌われている❔」
そして、
「まだ、出会ったことのない人にも、嫌われていく存在なのか」
そう考えてみると、
少し答えが見えてくるかもしれない。

Even if there is a hypothesis that
「〇〇さんとは、相性が合わないかもしれない」という仮説があったとしても、
「だからきっと、◆◆さんにも嫌われているはず」という確証にはならない。




もし◆◆さんと心地よく付き合いたいと思うならば、
「今度、会った時は自分から挨拶してみよう。」
「◆◆さんともっとコミュニケーション取れるように、自分から話題を振ってみよう。」
という思考にシフトしてみると、結構世界は変わるかもしれない。

If you want to get along with others comfortably, think about things like ``Next time I see you, I'll say hello'' or ``I'll try to bring up the topic myself so we can communicate.'' If we shift to this, the world may change considerably.

◆◆さんの良い所も見えてくるかもしれないし、
実は苦手だと思っていた〇〇さんと◆◆さんが仲良しで、
それをきっかけに〇〇さんの意外な面も見えるかもしれない。



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