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【夏に読みたい本🍨】暑い夏だからこそ。読んで浸りたい【さくらももこワールド】ユーモアの裏にあるその世界。


子どもの頃、
夏休み中の課外授業から帰ってきて、
冷房の効いた涼しい部屋で過ごす1人の読書時間は、最高なものだった。

なかでも好きだったのは、
さくらももこさんシリーズ。

「ちびまる子ちゃん」で知られる子ども時代を描いたシリーズも好きだけど、
さくらさんが漫画家になってからの日常のひとこまを描いたエッセイや
旅日記も好きだった。

エッセイや旅日記は、私自身が大人になって、
日々の生活の中で癒しが欲しいと思った時に、
「ぷっぷ」と笑える時間だったりもする。

「あんた、人生そんな捨てたものじゃないよ。」
とそっと癒してくれて、次への活力をくれる。
そんなひとときだった。

子どもの頃、集団生活に馴染めなかった私は、
本が友だちだった。
本の中は、私にとって自分の世界を自由に描ける魔法の国だった。


自分現実生活を覗けば、
「普通にしていることが美徳」
「皆一緒に仲良く」
そんな世界に見えていたから・・・
(今思えば、実は集団生活に困難さを感じていたのは自分だけじゃなかったんだろうなと客観的に振り返ることが出来たけど)


ちびまる子ちゃんのような「個性」が溢れていて、それがエピソードになり、繰り広げられる世界は自分にとっては、「憧れ」だったのかもしれない。


◇ももこの話

大ベストセラーの自伝爆笑エッセイ、完結編!
食べ切れなかった給食。父ヒロシと懐メロを歌いまくったお風呂の思い出。小学3年生だった「まる子」も…。爆笑と郷愁の人気シリーズ、完結編。(巻末お楽しみQ&A収録)


◇もものかんづめ

短大時代に体験した、存在意味不明な食品売り場でのアルバイト。たった2ヶ月間のOL時代に遭遇した恐怖の歓迎会。さくらももこの原点を語る大ベストセラーの文庫化!(対談・土屋賢二)


◇ももこの世界あっちこっちめぐり


TARAKOさん推薦
作者に顔が似てると言われた私はバリに行きたい! ジェットコースターに乗りながらおもちゃ箱を開けてる、そんな感じの一冊です。
スペイン/バリ島/アメリカ/フランスなど抱腹絶倒の旅エッセイ、初の文庫化

ああ素晴らしき、この世界! スペインでガウディにキュンとして、バリ島で毎日ナシゴレンを食べ、父ヒロシと長年の憧れグランドキャニオンに飛び……。行く先々で思いもよらない出会いやハプニングがある。それがももこの旅。一九九六年五月から約半年間にわたって世界じゅうをめぐった記録を、感動も驚きも尾籠な話も全部ひっくるめて綴る、抱腹絶倒、伝説の旅エッセイ。



✨おまけ


最近になって、
私が好きだった漫画家さん、
「こどものおもちゃ」でも知られる小花美穂さんが、
有名になる前に。さくらさんのアシスタントをしていたことを知りました。

プロデビュー前後の時期(1989年 - 1991年ごろ[6])にさくらももこのアシスタントをしていた。社会人と両立して、漫画を描き続け、20歳になってもデビューが決まらず漫画家への道をあきらめかけていた(アシスタントを一生続けさせてほしいと申し出たほど[7])時、さくらが叱咤激励してくれたおかげで頑張り続けることができたという。さくらは、小花の才能を見込んでいたため、彼女の申し出を認めず励まし続けた、と自著で述べている[7]。さくらが亡くなった後、さくらの追悼特集の一環として『りぼん』2019年2月号に寄稿したエッセイ漫画「ももこ先生と私」では、「ももこ先生に出会ってなかったら私は漫画家にはならなかったでしょう」と、さくらへの感謝の意を語っている。

小花美穂 - Wikipedia



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