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読むだけで潜在意識にアクセスできる本

潜在意識に直接働きかける本『催眠ガール』を読んだ後に(前回からの続き) 
たくさんのメッセ―ジが降りてきて涙が止まらなくなり

慌てて手帳にその溢れ出す言葉をメモしました。 

人のために何かしたいと思う自分がいる傍ら、自分に対する無価値観がたちはだかっていたこと。

その原因は母親の存在であったこと。

 
全ては母親との関係にあった。 

それを過去のこととして一生懸命に自分の中で処理をしようとしていた。 


長年、認められずにいたのは無力な幼い自分に戻ってしまうような気がしてこわかったから。


私を出産したとき母は

妊娠中の無理がたたって、大量出血をし命の危険が迫り、たくさんの輸血をし一命をとりとめた。 

そしてそれが原因でB型肝炎になり、その後も後遺症で手がしびれたり、疲れやすかったり、常にイライラしたり、ヒステリックになったりと情緒不安定な母だった。

 

周りから出産時のことを聞くたびに『生んでくれてありがとう』という気持ちより『ごめんなさい』という罪悪感が大きくなっていった。

 

いつも険しい母の眉間のシワが、『あんたのせいよ』と責めているように思えて

そして、そんな想いを抱きながらも、私は必死で母を幸せにしようとしていたんだと。

まるで幼い頃の自分と会話をするかのように、鮮明にその頃の気持ちを感じた。

図書館では私の鼻水をすする音が相変わらず鳴り響いていたけど

私の頭の中はすっかりタイムスリップしていた。 


ただ物語を読んだだけなのに

ブワ~っと記憶と涙が溢れだして。


お母さんに助けてほしかった。

本当はお母さんを助けたかった。


気付くとそんな言葉を呟いていた。
 

でも

無力な自分への怒りと悲しさと、そこにあわさった無価値観。

自分を苦しめていたものの正体が
あまりに情けないように感じて
認められずにいたのだと思う

生まれた瞬間から、いや、お腹にいた頃から

『苦しめてごめんなさい』って思っていたこと。


でもね、気付いたの。

私は愛そのもので生まれてきたんだってこと。

 
愛情を与えてもらうより前に、 
無条件で母親を守りたくて、愛したくて生まれてきた 愛そのものの存在だったってこと。

 
その愛が深かったからこそ、不幸せな母を見て自分を責めていたんだってこと。

 
罪悪感を抱くことで、辛い思いをしている母に共鳴を起こして

打ち消し助けようとしていたこと。 


母への深い愛情だったことに気付いた瞬間

何かがガラガラと崩れる音がした。

長いこと、握りしめていたものが手からはがれ落ちていったようだった。 

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今日もお読みくださりありがとうございました

南の島より愛をこめて







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