見出し画像

私がアーユルヴェーダに惹かれる理由

こんにちは あーゆるNurseのRieです。

今日は私がアーユルヴェーダに惹かれる理由、
自分自身が改めて再認識したのでそれを書こうと思います。

勉強を進めると、知識が増えて頭がいっぱい。
頭でっかちになりがちで、最初の気持ちが隠れてしまっていました。

今、授業を最初から振り返っているのですが、
「そう、これこれ!」と思い出した大切なこと。

それは、

アーユルヴェーダが目指すものは、病気の予防

と言うこと。

正確に言うと、病気の予防と病気の治療ですね。

現代医療って、病気を診断されたら病気で、それを治すことが一般的ですよね。

アーユルヴェーダでは、病気になる前の段階を6つに分けていて、
健康から、発症と慢性化までの段階があります。
中医学で言う未病の段階が、細かくなっている感じです。

アーユルヴェーダは
健康な状態を保つため、
または未病の状態から健康な状態に戻すための智慧、
健康な体で自分らしく生きるための智慧ですね。


昨日、サーンキャ哲学のお話をしたのですが、
アーユルヴェーダが次に目指すものがMOKSHA(モークシャ/解脱)
なんですね。
これは、健康な体、心、魂を整え、
使命を果たし、豊かになり、善い行いを積み、そしてモークシャを目指す。
これは、健康な精神状態、マインド、魂を整えるための智慧になります。


この前に、まずは体を健康に保つことが前提になるので、
やはり、病気の予防というところが一番最初のステップになります。



不規則な生活の人こそアーユルヴェーダが必要

看護師をしていて思うのですが、
医療従事者ほど、自分の体を酷使しがち。
食生活から、睡眠など。

医療従事者に関わらず、
夜仕事をしなければならない人って
世の中にたくさんいると思います。
夜間営業、運転、介護、夜遅くまで起きて誰かの帰りを待つ人、
あげるとキリがない。

本当は規則的な生活をすることが理想だけど、
そうもいかない!と思う方もたくさんいると思います。


ここで、
生活の不規則、乱れの例を、
看護師あるあるで例にあげてみます。

お昼休憩、食べる時間ほとんどなくて カップ麺
あれ?もうすぐ17時?全然水分とってないな
トイレ行くタイミングなくなってずっと我慢中
夜勤明け、寝ずに活動
力尽きて寝て覚めたら次の日のお昼だった。
夜勤は今夜も続く。その次は明け日勤。
(夜勤明けの次の日が日勤という最強の勤務)
準夜明け、深夜に食べるラーメン
手っ取り早くコンビニ飯、菓子パン食べがち

どうですかね。これは夜働く人にも当てはまるかもしれない。
看護師は自虐ネタで話がちなんですけど、
これ本当に心身にダメージ喰らってます。

これをアーユルヴェーダ的な視点で見てみると

人を構成する3つの要素ヴァータ、ピタ、カパ があり
人はそれぞれの割合で体質として持っているものになります。
例えば、
私はヴァータが4割、ピタが3.5割、カパが2.5割 というような感じです。

1、不規則なリズムでまずヴァータが乱れる。
その影響で、他のドーシャのバランスが色々乱れ始める

2、代謝のリズムが乱れてアーマが溜まる(体の中の毒素、心の毒素

3、コンビニ飯や菓子パンは消化に重く、アーマが溜まる(うまく体の栄養、エネルギーとならない)
4、しかも消化力の落ちている夜の時間の食事でなおさらアーマが溜まりやすい
5、夜勤明けに活動の時間に眠ること、寝すぎることでカパが乱れる
6、病院という機械やコンクリート冷たさのある環境に長時間いることでヴァータとカパが乱れる。(ドーシャは環境にも影響される)
 病院って冷たいものが多いですからね。空調から医療機器を含め、またストレスを溜めている人(医療者、患者さん)が多い環境になるからいろんな面で心身に影響を受けやすい

※慢性的なドーシャの乱れ、アーマの蓄積が病気につながる

ざっと、ざっとですがこんな感じでしょうか。

心身のバランスが乱れる要素は本当にたくさんありますね。
乱れ始めると、それに慣れてしまって、
体のサインに気づけなくなることもあるんですね。
それが大きくなって心身に不調をきたすこともあります。

生活リズムは変えられなくても、
意識をして取り入れること
意識してやめること
 を知ることができれば

自分らしく、仕事を続けられると思います。
いいコンディションで仕事をすることができたら、
自分にとっても相手にとってもいいですからね。


私がアーユルヴェーダに惹かれる理由は、
病気の予防とともに
より良いコンディションで生きることができる方法を教えてくれるからですね。


不規則な生活の人に取り入れてみてほしいモノコト


今日から取り入れられる
アーユルヴェーダ的夜勤アイテム、不規則な生活を続けながらも少しでもいいコンディションになれることを考えました。

1、白湯
これは夜勤中じゃなくても夜勤前後でいいので飲める時にゆっくりと。
ドーシャ全てを整えてくれます。

2、蜂蜜
ヴァータとカパを調整してくれる甘味です。
コンビニデザートとか、添加物の多い甘味をとる前に
蜂蜜をとってみてください。

3、ハーブティ
 ミント、ホーリーバジル
は全てのドーシャを整えるので、おすすめです!

5、瞑想
5分でもいいので目を閉じて瞑想すること。
自分の体がどうか、体のサインをキャッチする時間にもなります。
あと、思考を落ち着ける時間になり、ストレス緩和の作用もあるので
おすすめです。
それ以外にも、瞑想というのは本当にいろんな効果、いろんな要素があります


長くなりましたが、

不規則な生活やお仕事をされている方、
自分自身の心身も労ってくださいね。
まずはあなたの体と心が大切です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?