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知ってるつもりで、理解できていないことに気づく|成長・意識|多種多様

はじめに

憧れの平野さんが、読書感想文を書いていた。影響をうけやすい私はすぐに読める記事を読んだ。それを交えて、最近思っていたことを書く。

認知症の正解の歩き方/筧裕介/カケイユウスケ

私は看護師。職場には様々な状態の認知症患者さんがいる。自分の理解と説明するのに使っている情報はいかに少なく、「知ったつもり」でいるか実感した。

「認知症のある方の心と体には、どんな問題が起きているのでしょうか?ご本人の視点から気持ちや困りごとをまとめた情報がない」

「知ったつもり」は、

情報はそこそこでいい、それぞれとのつながり大まかにあればいい、何か事態に遭遇した時にだいたい困らない、説明するときこういうものですと言えばいい、手軽、コンパクト。

だから他のことを多く「知ったつもり」になれる。

この本を知り、記事を読んだ時、真摯に向き合ってるなと思った。自分の「知ったつもり」でいいと思っていたことが、怠慢だと感じた。

自分で自分を責めているのに、自己防衛。

自分の身の回りに起こる全てのことを、仕事で関わる患者さんの疾患をなるべく多く、「知ったつもり」ではない真摯な向き合いをしていたら、自分は仕事がつらくて続けられなかっただろう。

私は仕事を続けるために、適度に知ったつもりだったのだと。

学校にとっていい子

遊んでいる時に、初心者の人たちのグループに混ぜてもらった。ガイドは初心者に向けて説明をする。最初は私も聞かなくちゃと思っていたけど、すでに知っていることだから飽きてしまった。

この時、ふと学生時代授業で話を聞かない生徒が怒られていたのを思い出した。それは、集中が続かず聞いていられない子、授業の内容をすでに理解していて説明がつまらない子、先生や学校が嫌いで聞きたくない子、好きなことがやりたい子、様々だった。

学校は一定の学力やスキルを習得させたい。多種多様な生徒をある程度同じように育てたい。私は学校にとって育てやすい子だった。個性のない面白みのない真面目な子だった。

世間で何度も言われている話かつほとんど常識みたいなことかもしれないけど、私は説明を聞けなかった時体感した。まさにその通りだと。

脱 真面目な子

私は面白みのない真面目な子をやめたい。知ったつもりで満足しているのをやめたい。でも、何をしたらいいんだろう。

面白みのない真面目な をやめる方法が1番わからない。でもまずは知ったつもりを少しずつやめていく。

この記事と、本を読んでいくことが今回得た好機。

おわりに

考えていることを書いて整理するのが好きだと思っていた。気づきが学びになり、自分が少しずついい方向へ進んでいると思っていたから。

でも、NOTEを1週間続けて思うのは、書くこと・自分の考えを整理することは苦しい。

創作すること、楽しむこと、続けることと向き合っていこう。

目指せ、楽しく続ける!

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