ブログを真面目に書いてみたら人の輪が広がった

こんにちは。

南国鹿児島で地域づくりのお仕事をしています、白水りえです。(普段はりえさんと呼ばれています)

かれこれ4ヶ月ほど前、仕事で関わり始めた霧島の端っこの町「横川町」に心を掴まれて移住を決意。

しかし、空き家はそこらじゅうにあれども借りられない問題にぶち当たり、地元の方々のご協力もいただきながら、牛歩ですが着々と移住に近づいています。

「この移住準備中の様子は記録しておくと、いつか誰かの役に立つかもしれない」

そんなこんなで今月から横川移住ブログを書き始めました。

実は細々とライター業もしている私ですが、ブログは続かない……(日記も続いた試しがない)

ライターにとってブログって名詞のようなものなんです。でもね、わかってても続かなかった(困)

たまたま仕事仲間の間でブログ新設ラッシュがおきまして、便乗して私も再チャレンジしてみました。

「横川のことなら真面目に書けそうだ!今度こそがんばるぞー」と。

結果、思ってもみなかったことが起こっています。

意外なような、でも考えてみれば当たり前の現象なような。

ちょっと面白かったのでブログから派生した最近の出来事をシェア!


①17年ぶりに会う中学高校の先輩を横川に連れて行くことになった

ちょっと前にFacebook上で中学高校時代に部活が一緒だった先輩から友達申請が来ました。

「いま、岩手の過疎地で地域づくりの仕事やってます」と。

そこから時が立つこと2週間ほど。横川移住ブログ第一記事目を書き終えたあたりで、その先輩からメッセージが届きました。

「今月末に鹿児島出張いくから横川連れてって」と。(ちなみに横川のあとに頴娃町にも行く事になった。薩摩半島縦断!)

意外な展開になりました。まさか、他県で地域づくりやってる人から「横川みせてくれ」って言われると思ってなかった。

もちろん嬉しい!しかし、これはプレッシャー絶大だ。私の横川愛の見せ所な気がします。

こういう機会はありがたい。どんどん増やしていきたいなと思います。


②横川で一番繋がりたかった方々と繋がれそうな予感

横川移住ブログですが、記事を書き終わったあとに軽く目眩がするほど、いろんなものを込めて一記事一記事書いています。

その覇気が伝わるのでしょうか。Facebookで繋がっている横川の方がシェアしてくださって、更にその先の(私はまだお会いしたことない)横川の地元の方が熱いコメント付きでシェアしてくださった!!そして友達申請も。

私がこれまでに知り合った横川の方々は50-60代のベテラン層が中心で。だからこそ、何十年もかけて町を支えてきた方々の想いに触れて、ここを好きになったのです。

次はもっと自分の年齢に近くて、日常的にSNSを使う方々との繋がりを強めたい。

情報発信の強化が今の横川の課題解決には不可欠で、そう考えたときにSNSの力は最大限に活用したい。

そして家庭のこととか、いろんな相談もしたいし、一番は単純に横川で友達を増やしたい。

なので、このシェアの連鎖や、あったこともない私と繋がってくださったこと、とても嬉しいです!


③書きながら気づく自分の本心

仕事の現場で「スコーキング」という手法でワークショップをすることがあります。

簡単に説明すると、紙に自分の取り組みの理想と現状を書いて、周りの人たちに回して質問を書き込んでもらい、それに答える、という感じ。

ブログ書いてる時間って、自分一人でスコーキングやってるようなもんだなと気づきました。

頭の中を記事にするには、自然と考えを整理整頓します。

そして、少なからず自問自答する場面が出てくると思うんですよ。

「本当にそう考えてるか?伝えたいことはそれか?」

だから、ブログを書くたび思考がクリアになっていく。

これを定期的に繰り返すのって、仕事のクオリティにも大きく影響しますよね。迷いがなくなったり、思考が一段深まったり。

「これはすごいな」と思って、ブログちゃんと書こうと決心&反省したのでした。


④今までの自分、ブログ舐めてたな

「ブログ書いたところで誰が読むんだろ。時間もったいない」

そんな舐め腐ったこと思ってた過去の自分よ。平手打ちビンタ10往復でも足りんわ。

単に情報を発信したり伝えたりするなら動画配信が主流だけど、何度も文字を書き直して、世界観も作りながら〝芯〝を伝えられるブログの力は大きい。

今後は動画も上手く使いながら、この体験を与えてくれた横川移住ブログを丁寧に育てていこうと思います。



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