比企起業大学大学院7期生の活動報告会に参加しました
2024年3月16日(土)、比企起業大学大学院7期生の活動報告会に参加しました。
ミニ起業家の門出を祝う場
2年前、私も5期生として設けていただいた場です。一言で言うと「ミニ起業家の門出を祝う場」。昨日はお2人のミニ起業家、『たぬきのねどこ@flower』浅沼さん(比企大22秋生)と、『そらとときの本』あいかさん(比企大23春生)の活動報告会でした。
改めて、浅沼さん、あいかさん、おめでとうございます。2年前の自分を思い出すに・・大学院で宣言した最終目標を目指しながら、活動報告会に向けたプレゼンの準備を進めており・・発表直前まで、それまで経験したことのないくらい自分を追い込んでいたことが思い出されます(笑)お2人もきっと、昨日まで駆け抜けてこられて、今は緊張の糸が切れたところではないかと思います。本当にお疲れ様でした!!!
京大式カード
お2人の素晴らしいプレゼンに対するフィードバックは、「京大式カード」に手書きしてお渡ししました。
プレゼンで印象に残った点
活動報告会から一夜明けて、お2人のプレゼンで印象に残った点をシェアさせていただきます。
●あいかさん
提供するサービスのプロトタイプをご用意されていたこと。見て、触ることができるって大きいなと思いました。それまであいかさんから言葉で聞いて頭の中で想像していた物と全く違っていました。そこに、あいかさんの説明や、協力者の佐藤さん(比企大23秋生)のコメントも加わって、素晴らしいプレゼンになっていました。あいかさんの想いが届き、涙を流している方もいらっしゃいまいした。「ニッチなサービス」と仰っていましたが、まさに「届く人には届く」のだということを目の当たりにしました。
●浅沼さん
人生の丁寧なふり返りと、ご自身にとって重要なシーンに関する詳細な記憶をベースに、聞き手を笑わせてくれる場面の切り取り方。アナログとデジタルを組み合わせた写真やイラストの活用によって生み出されるほっこり感。まさかの花を生けながらのプレゼン。そして終盤の「最強集団」というパワーワード。日々考え続けているからこそ生まれる斬新なアイディアと、子育てを終えた今、セーブしていた力が制限解除されたかのように溢れ出る底知れぬパワー。「この方がいれば大丈夫」「この方の言葉には経験による裏付けがある」と思わせてくれる。それがお客様や仲間への信頼につながっているのか・・と色々なことを感じながら聴かせていただいたプレゼンでした。起業家としてのストーリーだけでなく、これまでの人生ストーリーに興味を惹かれます。
活動報告会について思うこと
昨日の活動報告会(第一部)には、比企起業大学・大学院の歴代卒業生や、第三部でのワークショップを進行する國學院大學経済学部の辻先生をはじめ辻ゼミの学生のみなさん(人材育成や組織開発が専門のみなさま)が聴きに来られていました。さらに、比企起業大学事務局チームによる各種SNSでの動画配信、久保田ナオさん(比企大院1期生)によるグラフィックレコーディング、講師陣(関根さん、風間さん)によるファシリテーションや整体セッション(栗原さん)、インプロ(林さん)。
なんて贅沢な場なんでしょう。浅沼さんの言葉を借りるなら、まさに「最強集団」によって、これ以上ない自分の門出の場を用意してもらえるのです。7期生の報告会に参加することによって、私自身も2年前の気持ちを思い出し、来期に向けた想いを新たにすることができました。
昨日の活動報告会についてまとめると・・
・区切りをつけさせてくれる場
・新たなつながりが生まれる場
・学びを得られる場
私が考える比企起業大学の素晴らしいところは、こうしたセレモニーが充実しているところです。まさに大学です。
※比企起業大学は、日本の現在の学校教育制度のおける最高学府である「大学」とは異なります。起業について学びたい大人が集まり、学び合うコミュニティです。
「卒業」のタイミングがあることで、区切りをつけられることがこのコミュニティの最大の良い点だと思っています。ちょっと寂しさもありますけどね。「卒業」があることによって、かえって卒業後のつながりが深まっていくという不思議な嬉しさもあります。
さあ、私も来期に向けて動いていきます。昨日ご一緒したみなさま、ありがとうございました。
比企起業大学大学院 関根総長がまとめてくださった活動報告会の全貌はこちらからご覧になれます。↓
2年前の私の活動報告会の様子はこちらに記録してあります。よかったらご覧ください。↓