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コーポレートスタッフとして、会社の飛躍的成長を支える土台と生産性高く仕事ができる環境をつくる/キャディ創業5周年記

はじめまして。
キャディ株式会社で経営企画、経営管理の中島です
創立5周年記念note 8日目を担当します。
キャディは『モノづくり産業のポテンシャルを解放する』をミッションとしたスタートアップです。
5周年記念サイトもオープンしたのでぜひご覧ください。


はじめに

キャディは、「VISION 2030」として、調達・製造のワンストップパートナーCADDi MANUFACTURINGのモノの流通規模を1兆円に、図面データ活用クラウドCADDi DRAWERのソフトウェア販売規模を1,000億円にする、それによってサプライチェーンのあり方を変えていく、という目標をグローバルで掲げています。

詳しく知りたい方はこちらを。

このnoteでは、そんな成長を支えるキャディのコーポレート(のうち、私が携わる経営企画と総務のお仕事を中心に)について、ご紹介したいと思います。
スタートアップでは会社や事業が急激に変化する中でコーポレートの仕事も幅広く、会社として「初めてやること」に多く遭遇します。コーポレートの人数が少ないスタートアップでは、社内に知見がないことも多いので、他社にヒアリングさせていただくことも多くあります。スタートアップ同士、気軽に情報交換できるもの大変ありがたいと思っています!
このnoteがスタートアップのコーポレートで働く方や、興味がある方の目に留まって、キャディのコーポレートスタッフに興味を持っていただけたり、今後の情報交換のきっかけにできるとうれしいです。


学生時代にやってきた「ものづくり」への憧れ

最初に私のキャリアのお話をさせてください。
私がキャディにジョインしたのは2022年1月。まもなく1年です。
学生時代まで遡ると、、、。大学の学部と修士課程は制御システム工学を専攻、ロボコンで自律型ロボット作ったり、サークルではソーラーカー作ったり、と、理系どっぷりな学生生活を満喫しておりました。
研究室で研究に没頭する一方、就職では理系の道を進むか悩み、また、工学部でほぼ男性という環境にいる中でどんな環境でどんな働き方をしたいか考えた結果、仕事の仕方や働く環境という軸で自分に合ってそうだと思ったリクルートに新卒で入社しました。

リクルートでは、宿泊予約サイトの商品企画や集客、非正規雇用を中心とした事業のマーケティング、広報、事業会社の経営企画などをしておりました。経営企画では、中計の策定や戦略推進のため、ボード会運営や組織長会議、全社総会の企画運営、KPIマネジメントなどを行っていました。マーケットへの解像度を上げ、シャープな戦略にし、商品企画や営業の方たちと一丸となって推進していくことに手ごたえと面白さを感じていました。広報ではマーケットの課題に向き合い、メディアを通して、多様な働き方を提案していくことで、時間や場所の制約などで仕事に就きづらかった方たちにとっても働く場が拡がっていくことにやりがいを感じていました。
リクルートを卒業後、ファッションECの会社の立上げフェーズで経営企画と広報を担当、その後キャディに入社しました。

なぜキャディかというと。。。
今後の人生、仕事人として何をしていきたいか、改めて考えたときに、学生時代に夢中になり、まだ憧れがある「ものづくり」の世界に関わりたいと思ったからです。キャディが取り組んでいるのは「ものづくり」の世界の変革であり、自分のビジネスサイドのキャリアを活かして変革を進める一員になりたいと。
キャディに入社すると偶然にもサークルの先輩や同級生もおり、勝手に「ご縁だわ!」と思っています。

経営企画は「戦略の実現確度を上げて推進スピードを上げること、非連続な成長の可能性を見つけること」

経営企画でまず最初に取り組んだのは社内で見るべきあらゆる指標の可視化です。社内には蓄積しているデータ自体は膨大にあり、各部署ごとに管理していたものはあったのですが、全社でダッシュボード的に見ることができておりませんでした。戦略を各部署とKPIを議論しながら、データを集約し、可視化。週次での全社報告と月次経営会議で報告、示唆出しからの課題提起につなげています。
また、その中でも特にMANUFACTURING事業でのユニットエコノミクス(1顧客あたりの採算)の改善への取り組みを行っています。社内の顧客に向き合う組織のメンバー、加工会社に向き合う組織のメンバー、オペレーション設計や物流を行っているメンバーたちとともにそれぞれのコストを分析し、課題抽出、あるべき姿に向けて、改善施策を決めて進めています。エコノミクス改善のためには、社内オペレーション改善や、最適な加工会社さんの選定、最適な人員配置や物流オペレーション改善などを高速PDCAを回しています。
その他、経営企画では事業戦略と予算策定と予実管理、OKRやKPIマネジメント、資金調達、M&Aなど。不確実性を潰し、戦略の実現確度を上げて推進スピードを上げること、非連続な成長の可能性を探ることを両輪で回しています。(キャディのスピード感の速さに目がまわる日々です笑)


経営管理:総務は「生産性高く仕事できる環境をつくる」クリエイティブな仕事

経営管理側では私は総務を担当しています。 
キャディはこの1年でMANUFACTURING事業の成長、DRAWER事業サービス開始、ベトナム法人設立、タイ法人設立など、事業が非連続の進化を遂げています。従業員数も1年で倍近くになっています。

キャディではコロナ禍以降、リモート中心の働き方をしています。リモートワークのメリットも多いと実感していますが、従業員数が急激に増加する中、働き方を改めて検討しました。一緒に働く仲間たちとの関係性構築や新入社員の方の心理的安全性の確保のためには一定のオフラインコミュニケーションが必要だと改めて認識し、2022年7月から週1日出社を推奨としました。これに伴い、これまでオフィスのなかった大阪でもサテイライトオフィスを立ち上げました。始めてみて、仕事のコラボレーションや組織エンゲージメント向上という観点でも効果を感じています。
そして、今は、今後のオフィスのあり方を検討しています。働き方が多様化する中で、キャディらしい働き方とは何か?キャディの中長期戦略と足元の課題を踏まえた時に働き方、コミュニケーションのあり方がどうあるべきか、カルチャ―をどのように醸成していくか、などを議論しながらオフィスのコンセプトに落とし込んでいます。国内外で拠点が増えていく中で、共通のコンセプトでオフィスづくりをできるようにしていきたいと考えています。

キャディの従業員数は2年で4倍に増加

もう一つ取り組み始めているのが情報流通設計です。従業数100名くらいまでは、従業員同士の相互理解も一定レベルであり、ハイコンテクストでのコミュニケーションが可能でした。創業3年目が終わる2020年9月は134人でしたが、そこから1年で292名(2.2倍)、今年9月で554人(1.9倍)となり、ここ二年、倍々で増えています。国内でも非日本語話者の方の採用が始まったり、ベトナムやタイでの採用も開始し、多様性は増しています。
急激に社員数が増加するとこれまでのコミュニケーション手法では必要な人に必要な情報が届きにくくなったり、多くの情報の渦に埋もれてしまったりするなど、コミュニケーション課題が発生。加えて、リモート中心の働き方もコミュニケーションの難易度を上げていることもあり、情報流通は重要論点となっています。これに対し、会議体や意思決定フロー、コミュニケーションルールやツールを再設計し、情報の清流化を行っています。
その他、リスクマネジメントや規程整備など会社を成長させるための土台づくりや、グローバル展開が進む中での総務のあり方も検討しています。


総務の仕事は、「会社の飛躍的成長を支える土台作り」であり、「従業員の生産性高く仕事ができる環境づくり」や「エンゲージメント向上につながる環境づくり」という、とてもクリエイティブな仕事だと思っています。
事業規模が拡大し、従業員も増加する中、会社のフェーズに合わせて最適な環境を作っていく。急成長するスタートアップは事業自体と同様、コーポレートスタッフも不確実性が高い中で課題設定、論点整理を行い、強く推進していく力が必要です。


キャディの成長を支える経営企画、経営管理の仲間を募集

キャディの成長を支える経営企画、経営管理(総務、経理、法務、労務、コーポレートIT)の仲間を募集しています!この1年間で経営企画、経営管理は様々な専門性を持つメンバーが集まり、連携しながら、爆速で成長する事業を支える土台整備や環境作りを爆速で進めています。モノづくり産業のポテンシャル解放に向けて、一緒に会社を創っていきましょう。
また、コーポレートのお仕事をされている方たちと情報交換もできるとうれしいです。


コーポレートを統括する私の上司のnoteもご紹介!

キャディのコーポレートについてご紹介しているこちらの記事もご覧ください。



■会社概要Q&A
https://recruiting.caddi.jp/recruit/event/meetup_friday

■募集ポジション
JP-BIZ:https://herp.careers/v1/caddi
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