自分が出来る事を

先日の投稿に引き続き、熊本地震のことについて

先日、テニスプレーヤーの錦織選手の「エアウィーブのマットレス1000枚を寄付します」というニュースを見て

最近腰が痛いと言う母に、エアウィーブを買って送ってあげた時にとても喜ばれたのを思い出した。

そこまで貯金もない私にとってはかなりの出費となってしまったのだが(汗)

自分を生んでくれた母親に対して、出来る限りの事をしてあげたいと心から思う気持ちで腰に一番いいものを選んだつもりだった。

それまでは腰が痛くて寝るのが辛いと言っていたが、「これでぐっすり眠れるようになるかしら」と言ってくれた言葉に、送った側の私までも嬉しくなってしまった。

私にもっともっと財力があれば

私がもっと有名で世の中に影響力がある人だったら

母だけでなく被災地の人も喜ばせてあげられるのにな

確かに錦織選手のした事は私にできるレベルのことではない。

でも、「たら•れば」の話をしても誰も幸せにはならない。

大事な事は、自分が幸せに出来る範囲で出来る限りの事をすることなんだと。

今回の地震で被災地のためにどんな事ができるのだろう。

ふと、友人がスマトラ沖地震後に被災地を訪れたときの話を思い出した。

「結局、ボランティアで行ってみても、自分たちが携われることって本当に少ない。何をするかよりも現地を思い、現地に出向き、現地で辛い思いをしている人たちと思いを共有することが、一番喜ばれた。彼らが一番恐れているのは周りに無関心になられ、忘れ去られること」なのだと。

だからどんなに財力がなくっても自分は無力なんかじゃない。

もちろん財力や影響力があって色んな支援をしている方々は本当に素晴らしいと思う。

誰がいくら支援した、あの人だったらもっとお金出せるはずだ、誰がブログで公表した、あいつは偽善者だ

今回の地震の義援金等に関してそんなヘイトスピーチすら出始めているらしいけれども

私はただただ

自分が出来る範囲で自分らしい出来る限りの事をする。

それで良いのだと思う。

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