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利他=自利

利他というものが
世の中で大きく勘違いをされていると
感じている。
 
本来的な利他とは
自利とイコールなのであるが
 
自己犠牲と利他がイコールであると
多くの人が解釈している。
 
なので、過去に書いた記事を
改編して、ここに紹介しようと思う。
 
 
 

“家族のため” や “誰かのため" という
”利他" ​ の行為は、誰もが経験してる
ことだと思うが、世の中的に
大きく2種類の利他が存在する。


1つは、”利他” の “他” に自分は含めず
自分以外の他者のための “利” 。


もう1つは、”利他” の “他” に自分も
含まれいて、利他=自利でもあり
自他の分離、乖離がない。






前者のように、利他と自利を切り分けて、
「他者のために」という直線的に矢印が
他者に向かっている利他の場合

それは100億パーセント、利得のためだ。


「これだけやったんだから」

「どれだけあなたのために
頑張ってると思ってるの!」

「あなたのためを思ってやってるのに!」


っていうのも、利他と自利を
切り分けた利他の結果。

自分の時間、お金、行為を
ギブアンドテイク的に、なにかを
得るための交換ツールにしているのだ。


“何か” とは “愛情” だったり “感謝” 。


ギブしないと得られない、と信じているから
“利” を追いかけて、結果、得られないという
現実を受け取ることになる。
 

 


後者の “利他” は、前者の直線的な
利他とは違い、球体的、円的な利他。


自他の分離がないから
自分のためにすることは他者のためになり
他者のためにすることは、結果
自分のためにもなる。


球体的利他の人は、もはや
”○○のため” とかって
わざわざ言葉にもしない。
 
 
 
 

ここまで読んでみて
自分は圧倒的に、直線的利他だな、って
思った人は、”家族のために” とか
“誰かのために” の主語を
”自分” にすれば良い。


例えば

「わたしは家族のために自分を
犠牲にして頑張ってます!」

という人だったら

「わたしは頑張る自分が好きで
頑張ってます!」

で良いんじゃないだろうか。

実際そうだから。


例えば

「お母さんは、あなたのためを
一生懸命思ってるの!」

って人だったら

「お母さんは、あなたを一生懸命に
思える自分が健気で好きなの!」

である。


そうすると、愛情や感謝を
得るための “利他” は圧倒的に
少なくなって、逆に、自利でやってることで
感謝されたりするようになる。
 
 
 

愛情とか感謝は、追いかけなくなると
向こうから追いかけてくるのだ。
 
 
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