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わたしのヒプノセラピーのお話

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ヒプノセラピーのセッションで得た体験や気づきなど、私自身の振り返りを中心にまとめています。
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私の見た世界

衝動 前世やヒプノセラピーに関心をお持ちの方なら、多くがブライアン・ワイス博士の本は読んだことがあるだろうと思います。 私も15年ほど前にこの本を手にしたとき、やっとここまで書いてくれる人が!と、しばらく興奮が収まらなかったのを覚えています。 そして、喜び勇んで次々と著者の本を読破しました。 ワイス博士の本を読み終えた後も飯田史彦さんのシリーズやセルフ・ヒプノができる本、ミルトン・エリクソンの催眠療法まで、さまざまに読み漁りました。 自分の前世が見てみたい、セッションを

計画による副産物 - 3

続きです(パート1 /パート2)。 「自信がない自分、その発端となる出来事に戻ってみましょう」と誘導されたのは、今まさに、母親の体内から外の世界に出て産声を上げたところ。 光がまぶしく、ひんやりした空気が全身を包みます。 母親の胸に抱きかかえられ、心もとないながらも、ほっとした感覚が沸き上がってきます。無事に生まれてよかった、という母親の安堵感も伝わってきました。 その様子を見ながら、父親がぽつりと口にした言葉は 「女か… 男がよかったな」 というものでした。

計画による副産物 - 4

できないということ、制限や枠があること、不自由さ…もともといたところではできなかったことを経験したい… 魂が望み、マリーの人生として計画したのはこんなことでした。 でも、実際の体験から、痛みや感覚を必要以上に潜在意識に残してしまっている… それは、地球という3次元での体験が、完全にはコントロールできないということなのかもしれません(何が完全かはさておき)。 ピュアな魂ゆえに傷つきやすく、トラウマを抱えてしまうことになったと言えるでしょうし、視点を変えると、ある種バロメー

計画による副産物 - 5

自分の能力を生かしてたくさんの人をサポートしたい…でもその想いがエゴなのか、使命から来るのかわからなくて…とYさんが言った途端、先ほどの湖に浮かんでいた小舟が、貨物船のような大きな船になり、港に係留されているシーンになりました。 その船には、岸につながれた太く頑丈なロープが数本。 船体から垂れ下がったまま、つながれていないロープも数本あります。 航海に出たいのに、まだ岸につながれている…?自由な航海に出られないってこと? Yさん:ロープを外すには?感覚を大事にすることと