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専業主婦が子供の人間力を育てるコーチへ成長する My story#1

私の仕事は、専業主婦(笑)

勤務年数は7年。

会社で7年も務めたら、立場もお給料も上がっている。そして自分の仕事も自信たっぷりに成長しているだろう。

専業主婦歴7年でいったいなにが成長したのだろうか。肩書がついた??お給料が上がった??こなせる仕事が増えた??

仕事をしてもお金と交換が出来ない仕事って、世の中で「専業主婦」という仕事だけなんじゃないかと私は思う。

仕事と交換してもらえるのは「ありがとう」の言葉だけ。

申込書類の「職業欄」は専業主婦に〇囲み「収入欄」に0円と記入する。これを書くたびに専業主婦って世の中から見ると仕事じゃない!働いても働いても社会から認められていないと感じる虚しさ。

なぜ私は仕事を専業主婦を選んでしまったんだろうか。

自問自答の日々が続く。


だが、この専業主婦の7年があったからこそ、今の自分に辿り着いた。

専業主婦で子育てが苦手だった私が7年間しっかり向き合った子育ての実体験を通して、子供は人生の先生!子供には無限の可能性や能力が眠っていることを確信。子育ては大変、辛いではなく、人生を学ぶ最高の仕事である。

ビジネスコーチの夫と共に子供の頭の中を研究してこれからの子供の未来に必ず必要となる"人間力"を一緒に育てて自分らしい生き方をして欲しいと強く願う人にまで成長した。

自分の人生は平凡な人生と思っていたけど、紐解いてみると周りの人に本当に支えられていた今があった。平凡ではなく、素晴らしい人生だと思う。

人間は1人では生きられない。誰かと共にいることで安心や勇気を持ち生きていけるのだ。

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子供の頃の夢


会社員の父、専業主婦の母、2歳上の兄と海と山に囲まれた三浦半島が私の産まれ育った場所。

祖父母は遠方だったので、この家族で過ごすことが当たり前の毎日。父が休みの日には母の作ったお弁当を持って近所の動物園やテーマパークによく連れて行ってもらったな。

私の夢は「むつごろう王国」で働くこと

「ムツゴロウ王国」が放送されるとTVにかじりついて、いつかこんな動物がいっぱいいるところで一緒に動物たちと住みたいと本気で夢を見ていました 笑

夢をみた私が飼った動物は

・金魚、カメ、熱帯魚、文鳥、ウサギ、カブトムシ、柴犬…etc

お世話するから飼いたい!お願い!としたけど、お世話は段々と母の仕事にシフト。最初はやる気たっぷりなんだけどね、まぁ子供だからしょうがないさ!


そして、もう一つの夢は「大好きなお母さんになる」こと

社交的でクラスで人気者の兄とは違い、私は母の近くにいることが大好き。(母の洋服に触れていると母の匂いを感じて、温かい安心感をいつも感じていた)いつも母と一緒に甘えて居れることが私の喜び。

大きくなったら「好きな人のお嫁さんになってお母さんみたいになる」(女の子ならそんな夢を願いますよね?)と小さい心に大きな夢を抱いていました。


会社に就職

中学、高校(商業学校)、短大(栄養学)と大人になっていく過程で色んな事もあったけど、もうすぐ20歳。

さぁ、就職して社会人になるぞ!!

勢いはあったけど、就職活動をしていたのは「就職氷河期」と呼ばれる時代

短大生、女子、誇れる資格なし

この条件で会社から「わが社に来てください!」と積極的に声がかかることなんてない。

どこかに就職しなくては!と説明会、エントリーシート、自己分析、短大の就職課の先生と面談などを必死にこなす毎日。

そんな中、説明会や面接でこの会社の雰囲気はとってもああたたかいな、私を受け入れてくれると感じる1社を見つけた。

そして嬉しいことにその会社から内定を頂けた。迷うことなく私は就職を決めた。


その会社は大手金融系会社で同期は80人くらい。勤務地は都内のオシャレな街。

海と山に囲まれた三浦半島に住む私にはまぶしすぎる就職先を手に入れたのだ。

通勤時間は片道1時間半。往復3時間。毎日通勤電車に乗りながらもそんな長い時間通ってたなーって感心しちゃう。

電車ではオジサンたちと椅子取りゲームで席の取り合いも日常茶飯事。

でも、3時間の通勤時間が大変だと全く思わなかった。私は会社に行くことが好きだったのだ。飲み会の終電時間が一人だけ早いのが唯一の欠点だったけど、職場の環境も人間関係も仕事内容も私にピッタリの場所だった。


いつしか年を重ねた私は世の中の結婚適齢期に突入。

今だからと結婚した後に母が話してくれたけど、パートナーがいなかった私を心配して、結婚相談所の下調べをしていたらしい(もーー余計なお世話!!!)


運命の出会いは、ある日突然やってくる 笑 


同期の友人から「理絵ちゃんにピッタリの人がいるから」と紹介された男性。

それが未来の夫となる男性だ。

私は、小さい頃の夢を1つ叶える切符をその時に手に入れた。


この先に苦悩が待っているとは、この時の私は知らない。










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