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いじめ問題の「突破口」を見つけるには【リディ部ライブ勉強会】2021.7.21

社会問題を考えるみんなの部活動「リディ部」では、部員さん向けに毎週3日間、Zoomを使った「ライブ勉強会」を開催しています。当日ご参加いただけない方向けにアーカイブ動画も準備しますので、リアルタイムで視聴できない場合も、後から好きな時に好きな場所でご覧いただけます。
それでは7月21日(水)の内容をご紹介します。

いじめ問題の「突破口」を見つけるには

日時:7月21日(水)20:00〜21:30 @オンライン(Zoom)
出演:安部 敏樹(株式会社Ridilover 代表取締役/一般社団法人リディラバ 代表理事)
谷山大三郎さん・竹之下倫志さん(いじめ構造変革プラットフォームPIT共同代表)

文部科学省によると、2006年に12万4898件だったいじめ認知件数は、2019年には61万2496件に増加。年々増え続けるいじめの問題に、継続的に向き合い、学び続けたい。でも、当事者でもない自分にできることは限られているのではないか。いじめが深刻化する前に手を打つにはどうしたらいいのか知りたい。
そんな方にこそ参加していただきたい「構造化」の考え方を学ぶことができる勉強会を開催します。
今回は、ともに「構造化」というアプローチから社会問題解決に挑戦しているいじめ問題構造変革プラットフォーム(PIT)の谷山さん・竹之下さん、リディラバの安部が登壇し、双方の考える「構造化」の視点や、構造化することでどのように社会が変わるのか、そして個人がどう変わるのかということについて実体験も踏まえつつ語っていただきます。
いじめ問題の突破口を見つけるために、まずは構造化という考え方について一緒に学んでみませんか?

リディ部ライブ勉強会
「いじめ問題の『突破口』を見つけるには」に参加しよう
👉参加方法は、コチラから👈

『いじめ構造変革プラットフォーム(PIT)』とは

いじめを生み、解決を困難にする組織の仕組みや慣習・空気、個人/組織間の関係性等の「いじめ問題を取り巻く構造」を問題と捉え、変革を目指す非営利団体です。相互理解と協働を促進するための調査や対話の機会などの提供を通じ、変革の土壌を作っていくことを目指しています。
昨年より、『リディ部』に加入しているメンバーとPITメンバーが協働して、『自分の学年でいじめが発生した教員』に関するケースを作成するプロジェクトを実施しています。

出演者紹介

安部 敏樹(株式会社Ridilover 代表取締役/一般社団法人リディラバ 代表理事)
社会問題をツアーにして発信・共有する集まり「リディラバ」を大学在学中の2009年に設立。250種類以上の社会問題のスタディツアーの実績があり、これまでに10,000人以上を社会問題の現場に送り込む。また中高生の修学旅行や企業研修などにもスタディツアーを提供。総務省主催「第1回起業家甲子園」最優秀賞、東京都主催「第10回学生起業家選手権」優秀賞、観光庁主催「第2回若者旅行を応援する取組表彰」観光庁長官賞(最優秀賞)など受賞多数。
谷山大三郎さん(いじめ構造変革プラットフォームPIT代表理事
1982年12月生まれ。富山県出身。千葉大学教育学部卒業、千葉大学大学院教育学研究科修了後、2008年より株式会社リクルートに勤務(営業、事業推進、人事を担当)し、2015年に退職。現在、ストップイットジャパン株式会社代表取締役、一般社団法人てとり代表理事、千葉大学教育学部附属教員養成開発センター特別研究員等務める。
いじめ問題解決のため、事業を通じ年間約300校で授業や講演の実施、アプリ等での報告相談環境の普及、そしてトップアスリートとともに「自分を助ける 人を助ける」きっかけづくりに取り組む。
竹之下倫志さん(一般社団法人いじめ構造変革プラットフォームPIT代表理事/一般社団法人HALOMY理事)
1982年4月生まれ。鹿児島県出身。高校中退・ひきこもり等を経て、外資系ファーム、VC等にて従事後、独立。現在は助成事業や社会的インパクト評価関連事業に従事する他、自身でいじめや不登校領域に関する団体を立ち上げ事業を行う。「いじめ x Tech」領域の事業にて経済産業省主催グローバル起業家育成プログラム「始動 Next Innovator」シリコンバレー派遣者選出他。グロービス経営大学院MBA。

関連勉強会
「いじめ」とどう向き合うか ~いじめ問題を構造的に考える〜

2021年6月3日(木) リディ部・公開オンライン勉強会
ゲスト:工藤勇一さん(横浜創英中学・高等学校校長)
真下麻里子さん(NPO法人ストップいじめ!ナビ/弁護士・いじめ構造変革プラットフォーム アドバイザー)

文部科学省によると、令和元年のいじめ認知件数は61万2496件。認知した学校の数は実に全学校の82.6%に上ります。
2006年には12万4898件だったことを踏まえると、悪化の一途を辿っているようにも見えますが、横浜創英中学・高校の工藤勇一校長は「いじめの定義が広くなったことで認知件数が増えている。また、いまは調査の目的が『苦しんでいる人を探し出す』ことに変わってきているため、件数が増えるのは正しい傾向でもある」と指摘します。
今回は「いじめ」に対する捉え方や向き合い方のあるべき姿について伺いました。

社会問題を考えるみんなの部活動「リディ部」とは

社会問題を考えるみんなの部活動「リディ部」は「誰かの困りごとを、次の時代の手がかりに」を合言葉に、社会問題について学び合う、オンラインコミュニティです。
社会問題の解決には、問題を「社会化」する(誰かの困りごとを、みんなの問題としてとらえる)ことが最初の一歩だと、私たちリディラバは考えています。そしてそれに欠かせないのは、その社会問題に関心をもっている「フォロワーの存在」です。
社会の中に、フォロワーの輪を広げていきたい。
一見すると、むずかしく、とっつきにくく思える、社会問題。
ならば、ひとりじゃなく、みんなで考えよう!ということで「みんなの部活動」を2020年5月にスタートいたしました。
「リディ部」では、主に、水~金曜日の夜におこなうライブ勉強会と、週末のオンライン自習室、Facebook非公開グループでのコミュニケーションと社会問題解決のためのプロジェクトを活動の中心としています。
勉強会当日は参加できない…という方も、リディ部に入部頂くと過去実施したものも含めて100本以上の「勉強会」アーカイブ動画が見放題です👀

「リディ部」3つのポイント
📌いま社会で起こっている問題に対して、偏りのない知識を得られる
📌フラットな場で発言することで、知識が自分の身になる
📌「社会問題」は、実はとっても面白い!

👉「リディ部」への参加申し込みはこちらから👈

毎週のライブ勉強会は、リディ部の部員の方向けにアーカイブ動画を配信中です。アーカイブの一部はYouTubeでも公開中!ぜひチャンネル登録お願いします👇


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