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雪を踏み締めるように

2024年2月5日
雪が積もった。
地面にも心にも。

移り変わっていく日常はゆっくりだったはずなのに、雪が降ったその日から急激に変わって行った。


6日に大好きなアーティストのライブがあって
ああ、誰にもないものを持ってる人たちがここにいると実感したのも束の間。

現実に戻ってみると、院試にするのか就職にするのか、教育実習はどうするのか、家の問題…etc
耐えきれなかった。

作業をしようとこもったカフェでパニックになってしまった。問題は前からあったはずなのにライブという太陽がわたしの心の雪を一気に溶かしてしまって、シンとした集落ににぎわいが戻ってきてしまった。

一歩ずつ踏み締めて。滑らないように。転けないように。歩いてきたはずだった。
だけど現実はそうも行かなくて。一度溶けはじめた地面はもう荒んだアスファルトを見せはじめている。

この先一体どうなるんだろう。
どうか。この先の道が続いてなくてもいいから。
どうか。。滑落しませんように。
どうか。。。

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