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お福分けレシピ。(その1)   豚バラとキャベツのサッと煮。

簡単でおいしい福をお分けします!

簡単で美味しく家庭的、でも少しだけ本格的。おうちごはんとしてボクの今までの拙い経験の中からお分けしようと「お福分けレシピ」と題して、これから時よりお伝えしていきたいと思います。

第一回はわが家で大人気
「豚バラとキャベツの煮浸し」

浸してそのまま食べる「お浸し」と違って「煮浸し」は、だし汁とともに食べる料理です。
出汁と醤油と酒の比率は後ほどお伝えします。同じ比率の合わせ出汁でも素材を変えれば味も変わります。つまりレパートリーが増えます。

シンプルでほっこりと染みる美味しい調理法ですよ。日本の鰹出汁というのは世界の出汁と
くらべて、とても簡単でインスタント的です。

以前にnoteで出汁の取り方を書いてますので、参考にしてみてください。


how to make 煮浸し!!


合わせ出汁 15:1:0.5
昆布と鰹の出汁  400cc
薄口醤油     25cc
日本酒      12cc

材料
・豚バラ    一口大に切る。
・キャベツ   一口大に切る。
※お好みの量で。

動画をご覧ください。合わせ出汁で煮るだけ。です(笑)が、とても美味しいです!

POINT!!

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・合わせ出汁を作るときに酒のアルコール分が飛ぶまでしっかりと沸騰させてください。アルコールが残っているとマズいと感じます。
・今回のひと手間はこの霜降りです。
動画の中ではお肉を霜降り(湯通し)してますが、やらなくても美味しいです。なにが違うかといいますと、出汁が濁ります。味わいも少し濁ります。でもそれも美味しいです。
やるかやらないかで味わいが変わるというだけです。霜降りすると少し上品な一品に。
・動画では椎茸を入れていますがなくてもいいし、他のきのこでもいいです。食材はプラスもう一つくらいにした方が煮浸しの場合いいと思います。
・ボクはキャベツはサッとフレッシュ感が残る程度に煮たのが好きですが、クタクタに煮たのが好きな方もいました。この辺もお好みです。

まとめ。

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この、合わせ出汁+動物性+野菜で色々応用できます。鷄もも肉+かぶ、銀鱈+きのこ、がんもどき+大根など。つまり冷蔵庫の残り物で出来るんです。
鶏ひき肉+大根+水溶き片栗粉でトロミをつけたりしても美味しいですよ。トロミをつけてあんかけご飯で食べる場合は割合を8:1:0.5に。

この合わせ出汁を作っておけば上品な「めんつゆ」のように使えます。そして冷凍もできるので、多めに作っちゃってもいいですね。
ただし出汁ありきの料理なので、お弁当などには向かないです。お弁当などには煮しめや煮っ転がしですね。

出汁は割りをかえたり追い鰹をしたりすれば使い勝手もいいしカンタン。
顆粒だしは変にあまいですが、きちんと出汁を取れば深みがあるけどすっきりとした出汁で、すっきりとした毎日を送ることができますよ。

皆さんが一生懸命働いていた間、ボクは一生懸命料理をしてきました。ただそれだけです。
たくさんの方から「福」を頂いてきたので、
今度はボクなりの経験(福)を噛み砕いてわかりやすく伝えられるよう勉強しながら、少しずつ「お福分け」していきたいと思います。

どうぞ宜しくお願いします!



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