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なめらかリコッタチーズの作り方。


輪廻するリコッタチーズ。

リコッタチーズなのかカッテージチーズなのか。そもそもチーズなのかさえ怪しいけど、美味しいので許していただきたい。

簡単に説明すると牛乳を温めて酸を加えるとタンパク質が凝固します。
この凝固したモノの水分を切ったものがチーズ(?)残った水分がホエー。
少し調べるとホエーに再び牛乳を加え火にかけて作るのがリコッタチーズらしいのですが、
そうなるとリコッタを作るために
リコッタを作るというよくわからない
現象が起きてしまいます。

しかし、このホエーさえあれば何度も何度も作れるようです。けど日本人のワタクシは
そんなに毎日のように食べたいとは
思わないので、牛乳を温めて酸を入れて
作る方法を今回はシェアしたいと思います。


How to make リコッタチーズ!!

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牛乳    1㍑
レモン汁  大さじ3〜4
生クリーム 100ml
塩     適宜

1 . 牛乳を鍋にいれ温める。
2 . 8〜85度で火を止める。
3 . レモン汁を入れ、木べらでかき混ぜる。
4 . 30秒〜1分ほど寝かせる。
5 . リードやガーゼなどで水分を切る
6 . ボウルに移し生クリームと塩で味を整える。

簡単です。
あとは動画を見ていただければ分かりやすい
かと思います。


ポイントは温度と酸。

大事なポイントは温度と酸の種類です。
温度はもっと低くてもいいかもしれません。75°cくらいはいるかな
沸騰(100°c)させるといわゆるカッテージチーズのようにモロモロした感じになり、
そこから温度が下がるにしたがって
なめらかになります。
経験上、90°cでもモロモロします。
ちなみにボクは80°cで酸を投入。
プラス生クリームで滑らかさアップ。

酸。リコッタチーズを作る場合、レモンは人気です。レモンの香りと乳が合わさって多幸感がやってきます。
しかし、個体によって酸の強さが違うので
安定しないのが難です。
ボクは他にフルーツビネガーを使います。
よく使うのはリンゴ酢。使う酸によってかなり風味が左右されます。もしくはポッカレモンなどでもいいかも知れません。

アレンジの幅が広いぞリコッタ!!

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ここからがリコッタチーズの真骨頂。
動画ではレモンの皮をふってオリーブオイルをかけてますが他にもいろんな展開を楽しめます!

混ぜる。
季節に合わせて色々展開できます。
春にはえんどう豆や空豆。
夏はトマト(十分水を切る)とうもろこし、
枝豆。
秋は栗や木の実。冬はほうれん草など。
果物もいいです。イチゴ、さくらんぼ、
柿、みかん、金柑etc。
野菜は塩で、果物の場合少し砂糖をいれ
(下味程度)食べる時に
ハチミツをかけて食べると美味しいですよ。

ヨーグルトを混ぜるとまた表情が変わります。
もう少しチーズに寄る感じですね。果物を混ぜる場合オススメです。

包む。
コロッケのジャガイモの真ん中に
入れて揚げると良。
パスタ生地で包めばラビオリ。
ほうれん草と松の実を混ぜてエンパナーダ。

他にもトマトパスタに、ピザに、パンケーキに。そうそう、フリッタータ(イタリアのオムレツ)に入れるとめっぽう旨い!
変わったところでは、もう少し高い温度で
分離させて水を切り、
さらに重石を乗せ水分を絞りきって、
カットし揚げるとパニールといって
北インドのカレーで使うチーズになります。
他にも白味噌と混ぜたりしても
美味しいですよ。


まとめ。

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半強制的に家で過ごす時間が増えているご時世。いつもはやらない料理でもして楽しみましょう。不安やストレスでいっぱいな時、
手を動かして何かを作るのはとてもいいです。

安くて簡単で楽しくて美味しい。
自家製リコッタチーズはオススメです!

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