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PCに詳しくなくてもデュアルディスプレイを設定し快適になった話

状況が改善するのはいつだってネガティブ回避から

筆者は機械音痴だ。PCは最低限しか使わない。難しい設定はわからない。文字と数字が打てればいい。PC環境は必要最小限でいい、余計なお金も時間もかけたくない。でも、2枚の書類を見比べるのにいちいち[Alt+Tab]で切り替えるのは面倒だし、暗記ゲームみたいで疲れるし、ミスが起こる危険がある。左右に並べて表示したら小さすぎて見にくい。画面を切り替えることに多くの時間がとられている感覚が強くなってきた。課題を見つけると脳は無意識化でも解決する方に動き出す。

新しく挑戦することの難易度は高く見積もりすぎる傾向にあると理解する

まさか自分がデュアルディスプレイに興味を持つなんて思ってもみなかった。いや、むしろこんな程度にしかPCに触っていない自分が、あのパソコン上級者の象徴ともいえるサブディスプレイを持って許されるものなのか。許されるはずがないと思っていた。そもそも設定とか配線とか追加購入品とか難問奇問に立ち向かうだけの気力も知識もない。しかし、YouTubeで見ていると多くの上級者が「簡単」と口をそろえて言っていた。そして解説が丁寧ゆえに自分もできるような気になってきた。具体的な方法を知れば知るほど恐れは小さく、好奇心は大きく育っていく。

作りたい環境の上限を決めて際限なくこだわることを防止する

上級者のデスクは何ともスタイリッシュで眩しい。しかし彼らと同じ時間とお金を使ってはいけない。なぜなら筆者は彼らほど、かけたコストを回収できるだけの成果物をそこから生み出さないからだ。筆者にとっての必要最低限は2‐3枚の書類を見比べるのが楽だと思えること、[Alt+Tab]の使用頻度を少なくして早く作業を終わらせることと改めて目標設定する。

コストの小さいものから試行錯誤してみる

紹介されている方法は有線、無線、アプリをインストールするやり方など数通りあった。筆者の手持ちのアイテムはWindowsPC11にiPadpro12.9とiPadpro11の3つ。この装備だと[spacedesk]という無料アプリを各iPadにインストールし、PCの簡単な設定をすることであっという間に2枚のサブディスプレイが手に入った。時間コストしかかかっていない上に、この程度のコストならリターンは大きい。挑戦するときは回収できなくても勉強代として納得できる金額から挑戦するのがいい。



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