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食卓不要説を検証してみた

食事のコントロールを課題とする筆者が食卓を閉鎖することで課題解決に奮闘する日常を綴ります。食事について認識を改めたい方、あんまり頑張らないで減少したいと思っている方、物価高騰でもぶれない家計管理をしたい方の参考になると嬉しいです。

食べ過ぎることで健康と経済の問題に直面した

食後のデザートにりんごを切ったら、結局5つ平らげたりするものだから自分でも驚く。ケーキは1ホール、アイスはバケツサイズを購入する。一包装を一食分と捉えてしまうため、大袋の購入は危険でならない。食は大きな楽しみの1つであるから食欲旺盛でも一向にかまわないのだが、そうもいかない。理由の1つ目は太ること。脂肪が増えると動きにくいのが難点だ。今は健康だが、人からの忠告も耳が痛い。2つ目は食費が家計を圧迫していること。昨今の物価上昇に無傷ではいられない。以上2つの問題をクリアするため環境要因を突き止めることにした。

食べ過ぎの事例を抽出する

食べ過ぎは、いつどこで、どのような状況で起こるのか己の生活を振り返った。すると「夜、家で、一人のとき」という環境下で食べ過ぎスイッチが発動する確率が高いことが分かった。むむむ。この状況は避けられない。さらに思考を巡らせれば、「座って、YouTubeやSNSを見ながら、長時間」というキーワードも見えてきた。これを避けるよう生活することで食べ過ぎの行動は抑制されると仮説を立てた。仮説が証明されれば、食べ過ぎる頻度が減り、その結果、減量効果とインデックスへの投資額を増額できる試算だ。

食卓を閉鎖する

名付けて「大阪の立ち食い串カツ屋さん作戦(駅にあるやつ)」だ。観光で訪れた際、人々が短時間でささっと食事をし、ぱっと去っていくのが印象的だった。こんなに早く食事をしたことがないため異様だったのだ。自分ものれんの中に身を紛れてわかったことだが、立食は着席より寛げないため、お腹がいっぱいになったら、その場所に留まる理由はなくなる。だから立ち去る。とても自然な行動だった。具体的な再現方法は食事をIHの上に置き、キッチンの壁を目の前に、背後でラジオを流し、立って食事をするスタイル設計だ。少ない食材も限られた面積いっぱいに並べることで多く感じることができる。目線を奪われないことで食事の量や種類により集中することができた。立っていると座ってくつろぎたくなるため、食事の時間が短くなった。食事は立って摂るものと自分に認識させることで座っている一日のほとんどは食事モードをオフできるようになった。

減量と食費の削減に効果あり

インデックス投資への積み立ては順調である。やせ薬なるものに注意喚起がされているが、たとえ手に入れられるチャンスがあっても購入しない。だってそれじゃあ1つの問題から逃れられても、もう1つの問題が大きくなってしまうから。立つだけで2つの問題が解決したのだから、この方法はお得といえよう。


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