自己紹介と「お願い」

《2021.2》追記

引用に関するお問い合わせを頂いたので、基本的な考え方を最後尾に追記しました。

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自己紹介

(※2020.11に投稿したnoteをリバイズしています。)


はじめましして。Rickyです。

右も左もわからぬまま、noteデビュー致します。

ITリテラシーはそれほど低くないはずなので、おいおい使いながら慣れて行きたいと思います。気長にお付き合い下さい。

とりあえず、ひとつ目のポストなので、抱負的なモノを少し。

まず、基本的に書く事が好きです。人生で●●ライターと名乗っていた時期もあります。翻訳なんかも少しやります。文字を読むのも好きです。調べ物をしたり、考えたり、想像したり、妄想したり、分析したり、考察したりするのも好きです。でも、それを人に伝えたいと思わずに生きてきました。インターネット上のどこかに、どこかの図書館に、世界の片隅にだけど、私の書いた文章があったりします。書くだけ書いて、数人の友達が見て、面白いねって言ってくれて、それで満足なんです。基本は。その先にいる読者の事は、あまり気にせず書いてきました。

でも、気づいたら人生折り返ししてて、もし私の書いたモノが、誰かの役にたったり、元気づけたり、クスッと笑える時間を作っていたりするのなら、それも楽しいかなと。少しだけ、どこにいるかわからない読者の事を気にして書いてみる事をしたくなりました。

だから、あえて匿名で、俗世のしがらみから放たれて、まったく右も左もわからないnoteという大海原に飛び込んでみることにしました。当面、私の持っている他のSNSのアカウントと連携はせず、note単体で運用して行きます。その方が自由に色々書ける気がするし。

なにかのきっかけで身バレ(?)したら、その時は盛大に連携するかも。匿名でどこまでいけるか、ちょっとした社会実験とでも申しましょうか。

前置きが長くなりましたが、前置きが長いのは私の文章の特徴でもあります。どうかご容赦下さい。で、そうそう、なにを書きたくて、思いたって、こんな事をはじめたかというと。。観劇録を書こうと思っています。

芝居好きな父の影響で、2歳半から舞台を観てきました。生まれて初めて観た舞台は、玉三郎さん(当時)の「夕鶴」でした。今でもいくつかの場面は鮮明に覚えています。父の話では、8割方寝てたらしいけど(笑)

幼い頃は、父にあちこち連れていってもらって、いわゆる王道のミュージカルやお芝居を沢山観ました。中学生になると、お小遣いを全て宝塚に注ぎ込みました。高校生の時は、音楽が好きでコンサートやライブに行くようになりました。大学生になって、チケットのために必死でバイトして、平均して年間100本くらいの舞台やライブを見て歩きました。大きな公演からアングラ演劇まで、クラシックの大御所からインディーズバンドまで。特定のアーティストさんのおっかけをやってた事もあります。インターネットのない時代は、推活ではなく、追っかけが基本姿勢でしたから。

一貫して、テレビや映画より、生の舞台やライブが好きでした。今でも好きです。アートとしての完成度の高さより、そこにいる事でしか感じられないバイブスみたいな物を感じている時が幸せ、なんです。たぶん。

社会に出て、人生のステージが幾度となく変化する中で、劇場やライブへ行けない時期が長く長く続きましたが、代わりに映画は観るようになりました。映画は完成されすぎてて好きじゃなかったのは遠い過去になり、バイブスは感じられなくても、エンターテイメントとして楽しめるようになりました。大人になったね。

そして、2020年。世界中の人々にとって、難しい一年が終わろうとしています。

ブロードウェイもウエストエンドも、復活の目処が立たない中、日本では、夏頃から少しずつ劇場が再開し、演劇やミュージカルの公演も始まり、最初は50%しか埋められなかった客席が、100%埋められるようになってきました。演出も、劇場も、観客も、面倒くさいルールを守りながらエンターテイメントが復活しています。

梅雨の頃、私が半年ぶりに観劇を再開した舞台は、劇団四季のライオンキングでした。劇団四季が公演再開の英断をして、約10日目くらいの事だったと思います。ライオンキングは、これまで何度も観ている作品だけど、キャストの方々の気合い、舞台に立てる喜び、観客の生で観劇できるワクワクオーラがほんとに凄かった。今まで観たどの公演よりも、思い出深い公演になりました。あの場にいられてよかった。鬱々とした数ヶ月だったけど、光が見えた気がしました。元気を貰いました。

エンターテイメントの持つ力は無限大。絶対に火を消しちゃダメ。細々でも、コンスタントに劇場に足を運ぶようにしよう。そう思いました。

ってのは大義名分だけど(笑)、この難しい時代だからこそ、やりたい事はやろう、観たいものは観よう、会いたい人には会おう、というシンプルな心境に、久々のライオンキングが立ち返えらせてくれたのかも。どんなにやっかいな事だって、ハクナマタータだよね、と。

ところがところが、最近、目が衰え、耳も衰え、物忘れが気になるお年頃になり、せっかく観ても忘れてしまう。出会っても忘れてしまう。けど、忘れてしまったらもったいない!だから書き残しておきたい、と思い立った。とりあえず、表アカで某所で書いてたけど、色々しがらみがあって、思い切り書けなかったりもするので、新しい居場所を求めてここに辿り着きました。

というわけで、ここは感想文、兼、備忘録を残す場所です。

ここでは、演劇、ミュージカルだけじゃなく、音楽、ドラマ、映画、本、アート、素敵な言葉、心に残った事、忘れたくない事を書き留めていきます。少しだけ、ネットの向こうにいる読者を意識しながら書こうと思います。

オンタイムで触れたモノ以外にも、過去に書いたものを、加筆修正して載せる事もしていこうと思います。記録として残したいし。

いつか、読んでくれる人が出てきて、リピートして下さる方がでてきて、少しずつ交流できて、読んだ方が「ほうほう!面白そう」と思って、劇場に足を運んでくれたら嬉しい。今まで通ってたのになんとなく足が向かなくなってしまった人も、今まで行ったことなかった人も、劇場に足を運んでくれたら嬉しい。

そんな思いで、つらつらと書いて行きたいと思います。

今、私が出来ること—大好きなエンターテイメントを、大好きな書くことで応援できたら、最高です。

どうぞよろしくお願いします。

《2021.2》追記
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