Vol.7 Z世代の”カラオケ事情”
デンモクで曲の番号を入れる時代から、時は過ぎ、
今や、豊富なコンテンツを楽しめる『カラオケ』。
私(21)も、中学生の頃から
友人たちと、よくカラオケに足を運んでいました。
そこで個人的に感じた現代の若者(10代〜20代)の
カラオケの『傾向と真実』を皆様にお伝えしたい。
① 歌いこなせる曲が、意外と少ない
現在、ヒットチャートを賑わせている楽曲は
かなりキーが高く、素人では歌いづらい傾向にあります。
そのため、『普段聴いている曲』と『歌う曲』は
別で考えられていることが多いです。
② 親世代の影響を受けて、選曲が渋い
私たちの世代の両親は、
80年代後半から90年代にかけて
青春時代を迎えた『音楽の黄金世代』です。
幼少期の頃に、車で流れていた音楽が
それに該当してきます。
そのため、『サザン』『ミスチル』『スピッツ』『GLAY』
などのアーティストの曲が、予約され、
時として、大合唱が生まれます。
これは、大人の方たちには
嬉しいニュースかもしれません(笑)。
これら2つの要因として、
『社会現象を起こしたアーティスト』が
焦点になってくると思われます。
近年は、サブスク化の影響により、
大量の音楽を消費できるシステムになりました。
そこから、多様性というものがブームとなり、
「好きなものだけを聴けばいい」となり、
100人中100人が聴いている楽曲が減少傾向にあります。
②でも例に挙げたアーティストは、
誰もが知っていて、誰もが口ずさめる曲を
多くリリースしています。
カラオケは、歌う場所であり、集う場所です。
一緒に行った人たちが、ポカンとならないためには
知名度の高い曲を求められます。
Z世代のカラオケは意外にも
かけ離れたものではないように感じます。
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