ミスチルと、2000年生まれの僕。 -出会い篇-
中学1年だった、あの日。
私は、父の選曲したプレイリストを
小さいiPodで聴いていた。
それは運命が変わる瞬間だった。
”果てしない闇の向こうに手を伸ばそう”
というフレーズ。
そう。
流れてきたのは、
Mr.Children屈指の名曲『Tomorrow never knows』
この心揺さぶられる感覚は、なんだろう。
”この曲”に出会った2013年から2年後の2015年。
『Reflection』というアルバムが発売される。
球種の多い楽曲たちが、より一層
私のミスチル愛を深めた。
その状況を見た音楽好きの父が、
アルバムツアーへ私を連れて行った。
5万人を魅了する圧倒的な演奏、エンターテイメントが
中学3年生の私に、ズドンと命中。
彼らの楽曲の良さは、
歌詞なのか、メロディなのか、
演奏なのか、歌唱力なのか。
今でもわからない。
だからこそ、人の心を揺さぶるのではないか。
時代を問わず、人の心に寄り添い続け、
自らを追い込み、曝け出していく姿勢は、
私にとって、憧れである。
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