Vol.6 それでも若者は”タワレコ”に。
『タワレコ』
それは、音楽のスーパーマーケット。
日本上陸は、1979年のこと。
そこから約40年近く、私たちの生活に寄り添っている。
しかし、ここ数年。
サブスクリプションサービスの開始による
CD売り上げの激減などが影響し、
存在感は、前ほどの大きさを感じさせない。
あなたの脳内にある、そんな”イメージ”を
ひっくり返したい記事だ。
あなたは、渋谷の”タワレコ”に
足を運んだことはあるだろうか。
※2022年5月。渋谷タワーレコード。
そこには、CDのコンポを持たなそうな
若者たちが列を成していた。
サインなどの展示スペース、併設型のカフェ、
アイドル、ロック、K-POP、ジャズ...
そこには分かりやすく区画された
完璧な『エンタメ空間』が広がっていた。
これは、昔から変わらない風景なのかも知れない。
しかし、サブスク化が主流となった、我々にとって
”ここに行けば音楽の全てがわかる”
と見える化された”場所”は珍しいのだ。
渋谷タワレコの成功要因は、
① ”推し文化” への対応
② CDの位置付け
③ 他ジャンルへの誘発
特に①では、アイドルの展示や、サイン会を行うことで
『生身で推しに触れる』ことを可能にした。
私たちの馴染み深い施設は、
時代と共に、変わらない価値を
見えやすい形で、届け続けている。
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