脳は「＊＊するな」と言う命令を受け取れない。
こちら、よく脳科学の偉い先生とかがおっしゃっているのだが、正直今までイマイチ腑に落ちてはいなかった。しかしある動画で「仮に脳が＊＊するなと言う命令を受け取れるとしよう。じゃあ、取り敢えずゾウのことを思い浮かべないでみて」とおっしゃっている物を見た（当然僕も頭の中にはっきりとゾウさんが浮かんだ）。そのかたその後に木が沢山ある森の中でスキーをする状況を想定して、そこで「木にぶつからないようにしないと」と思うと結果的に木ばかりを見てしまう、そして恐らく木にぶつかってしまうだろう。ともおっしゃっていて非常に説得力を感じた。
なるほど、我々が見るべきものは「木」と言う障害物では無くて木と木の間にあるはずの「ぶつからずに抜けられる道」のほう。「障害物」では無くて「解決策」を見るようにしたほうが良いと言うものだが、これって本当の意味でのポジティブ・シンキング。我々の日常生活にもかなり応用できるような気がする。
今年もあと数日を残すのみだが、この１年も恐らく本当は良いことも悪いことも、僕の人生には例年と同じぐらいの数の事象が起こっていたのだろうとは思う。だが僕のマインドセットが前とは変わって「より嬉しいこと、ラッキーだったこと」にフォーカスできるように少しずつ変わって来ているせいか、今までのどの１年よりも楽しい１年だったように感じる。もしかすると人生って「何が起きるか」は実はあまり重要では無くて「起きたことをどう捉えるか」が大事なんだな、なんて事を今更ながら思う。来年もきっと同じぐらいの量の楽しいこと、トホホな事が起きると思うので、その中から「楽しいこと」のほうばかりに目を向けて生きて行きたい。そう思うとなんだか今からワクワクして来るんである。
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