ナイス凡打の意味がようやく分かった。

 昔ブログにも書いたのだが、野球の(今は確か台湾リーグにいらっしゃるのでは)川崎宗則選手が、他の選手が打席に立って凡退すると「ナイス凡打!!」と声を掛けていたそう。これって今にして思えば立派なラディカルアクセプタンスだな、と思う。

 僕だって過去色々な人に自分の曲をプレゼン出来たり、果敢にサポートミュージシャンのオーディションを受けたり出来たのは、お相手が「いや〜、こう言う感じじゃ無くて〜。う〜ん、ちょっと違うかな〜」と言う反応を示したとしても(そして実際そう言う反応も山程頂きました。ありがとうございます)、それはそれとして「ナイス凡打」として受け入れられるから、と言う感じ。つまり「どんな結果でも受け入れる用意」が出来ていると、打席に立つ、つまり何かに挑戦するハードルがグッと下がる、と言う感じだろうか。

 今(恐らく)人生の後半に入って、個人的な実感としては「よくわからないけど取り敢えず生きて来てみた。そしてそうして来て本当に良かったな」と心の底から思える。今若い皆さんは将来どうなるのか不安かもしれませんが、まあ取り敢えず「大丈夫ですよ。どこかのタイミングできっと意味も無く楽しくなりますよ」と言う事だけはお伝えしておきたい。

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*力強く育ちつつあるゴーヤちゃん。


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