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#日本語教育能力検定試験 残り3ヶ月でやっておきたい必須の勉強

いよいよ7月も半ばを過ぎ、受験生の皆さんは3ヶ月前の勉強に突入しているところと思います。

この時期には、すでに過去問を何年度分か解いてみたという方は多いと思いますが、成果はいかがでしょうか。だいたい合格最低点の154点くらいとれ始めているでしょうか?

もし、まだ最低点の154点をとれないとしても、あと3ヶ月もあるのでぜひあきらめないでください。むしろ勝負はこれからです。もう一度赤本などの基礎項目に目を通し、基礎固めをしたいですね。この試験は、基礎項目だけでもかなり点数がとれるような配分になっていると思いますので、落とせない基礎問題をしっかり点数にしていきましょう。具体的には、赤本の見出しの★★★や★★マーク、「超重要」などの項目を中心に目を通していきます。

さらに、この時期の勉強として、他にやっておいたほうがいいことについて以下にまとめてみました。

1,時事問題確認

まずは、毎年出題さらる時事問題を、今からしっかりおさえておきましょう。具体的な方法としては、以下の本を買って読みましょう。去年の、ではなく令和3年の最新版がいいです。

それだけ?と思われれるかもしれませんが、わたしはそれで十分だと思います。時事問題の出題範囲はそれなりに広いですし、全部調べつくすにはかなり時間がかかります。

この1冊で時事問題や最新の統計などの情報はわかりますので、いろいろ手を出さず、この1冊をとにかく読み込むようにするのがいいと思います。

買って読むといっても、パラパラながめるのではなく、しっかり精読します。問題も、一度だけでなく、過去問のように何回か解きます。わたしは、この本の問題を当日まで通して3回解きました。

決して安くない本書ですが、中には的中する問題も時々あったりして、買っておいて損はないと思います。

私は、試験前日や当日は、この本と自分のメモをパラパラ眺めて気持ちを落ち着かせていました。

2,過去問の縦割り&倍速

3ヶ月前になると、そろそろ過去問を何年分か解いているかと思います。すでに、答えもだいぶ覚えてきてしまっている場合は、過去問を別の仕方で解いていきます。

具体的には、試験Ⅰ、試験Ⅱ、試験Ⅲだけ何年分かを解く、という方法です。試験I問題1だけ、問題2だけと各問題ごとに数年分解いてもいいと思います。この方法は問題の傾向を体感する面で役に立ちます。

また、問題を解くときも普段よりも短い時間でどんどん解いていきます。音声問題も1.2倍速くらいにしてサクサク解いていきます。こうして、徐々に過去問を解く時間を短くしていくことで、本番でも問題を高速で解けるようになっていきます。

3,筆記問題対策

そろそろ筆記問題の対策も始めたい頃ですね。わたしは、この時期くらいから、毎日一問筆記問題を原稿用紙に解いてみていました。その解いた問題を翌日に自分で赤ペンで添削していきます。もちろん、頼める人がいれば友人や受験生仲間などに添削してもらうこともできます。

毎日解いていると、解く問題がなくなってしまいますが、その場合は先回書いた時とは別のアプローチで解いてみます。さらに、一日たってから自分で添削をしてみると、いくらか客観的に眺められますから、自己採点も効果的だと思います。

また、さすがに毎日解いていると、筆記問題用の口調に慣れ、われながら名解答と言えるような文章が時々書けるようになります。そうすると、心配も徐々に減っていきます。

以上、3つの方法を紹介しました。参考になるものがあれば、ぜひおためしください!

#日本語教育能力検定試験 #毎日note


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