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出た順!用語解説 ア行 あ【あいまい文】☆☆日本語教育能力検定試験

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あいまい文(曖昧文)→ いろいろな意味になる文

その他のキーワード

あいまい文(曖昧文)、構造的曖昧性

つまりなんのこと?

一つでいろいろな意味になる文。

出題頻度

☆☆ 直近7年で2回(★ほぼ毎年・超重要項目、☆☆☆直近7年で3回、☆☆直近7年で2回、☆直近7年で1回、〇直近7年で出題なし)

出題年(令和2年~平成26年)

令和2年 試験Ⅲ問題2、H30年 試験Ⅰ問題3C

出題傾向

実際に「あいまい文」問題文に出題され、どれがあいまい文かを聞かれることが多いです。

必勝対策

落ち着いて考えればわかる問題ばかりなので、ボーナス問題です。試験勉強の際に、「あいまい文」を読んでおくと試験の際に落ち着いて解けそうです。あいまい文を自分で考えてみても面白かもしれません。

例えば、過去に出題された例としては、以下のような「あいまい文」があります。

・昨日大学で友達が財布を落としたという話を聞いた。(大学でその話を聞いた、大学で財布を落とした、などいろいろな解釈が可能)ーH30年 試験Ⅰ問題3C
・警察は必死に逃げる犯人を追いかけた。(必死に追いかけたのが警察なのか、犯人なのかあいまい)ー令和2年 試験Ⅲ問題2

他にもこんなあいまい文があります。

・彼は妹を自分の部屋で勉強させた。(「自分」は「彼」と「妹」の両方の解釈が可能)

あと、今年受験の予定なら、赤本第5版がおすすめです。


#日本語教育能力検定試験 #日本語教育 #過去問


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