見出し画像

モノコト設計事務所について|01. 物事、時々肩書

今回から数回に分けて
わたくし麻裕が
リーダー?コンダクター?代表?
をしている
モノコト設計事務所StudioMK
について綴っていきます。

| 始めに

出だし早々、はてなが連続して

「なんて読みづらいんだ!こりゃ大した文を書く人ではないな!」

と、このページから去ろうとした
そこのあなた。

悔しいですが、その見限りはおそらく
間違っていないでしょう。

ただぜひこの思いを聴いてから
立ち去っていただきたい。
私がなぜ今、noteという媒体を通して
表現することを選んだのか。

それは、文字の力を信じているからです。

文字(ここでは文章と言い換えてもいいかもしれません)は
人の些細な感覚や気持ち
実に曖昧で抽象的な事柄を内包して
他者の想像力に委ねて伝えることが出来る
唯一無二のコミュニケーションツールです。

先ほどの連続はてなは
早速その力に頼った
その表れでございました。

私は自分の肩書きはもちろんのこと
”肩書き”という存在に
まだ納得のいく答えが出ていません。

MKにおいては、まだどんな立派な肩書きも
なんだか烏滸がましくて使いづらいのです。

プロフィールには”主宰”なんて
堂々と書いていますが
あくまでも便宜上で
よりフラットに
自分の立ち位置をみんなに伝えられる方法はないものか
ここ数年探索しております。

建築の配置図のように
それはもう淡々と位置を示せる方法です。
BIMは使用禁止。
高さ情報は入力したくありません。

おそらく時間の経過と共に答えが出て
はてなを使わずに自己紹介が
できるようになるはず!
未完成な時期を、ぜひ今しばらく楽しんでください。

少し話が逸れつつも、私の人間性が漏れ見えたところで…

きっと誰かのためであり、きっと誰のためでもない自己紹介vol.1の、始まり始まりです。

| モノコト設計事務所StudioMKって何?

まず、モノコト設計事務所StudioMK(以下・今後MK)は、建築設計事務所ではありません(2級建築士は3人おります)
2020年に、同じ大学出身者で結成されたデザインユニットの総称です

■どんな人たちの集まりなの?

現在は、1993年生まれ〜1998年生まれの5人で活動しています。

■何をしているの?

物事を、読んで字の如く、物(モノ)と事(コト)の2つに大別して向き合い、デザイン活動をしております。手に取り目で見える「物のデザイン」と、プロセスや思いを編み込む「事のデザイン」。この両方のバランスを大事にしていますが、私たちの特徴は、特に後者を大事にしているところにあるかと思われます。
(これまで制作してきたものは、MKの公式Webサイトに随時アップしていきますので、ぜひチェックしてください。ポートフォリオのページは絶賛制作中です、頑張って更新します。)

■なんで事のデザインを大事にしているの?

私は2020年から、MK一筋で生活していますが、過去に建築設計事務所で意匠デザインに携わっていました。他のメンバーは、現在MKとは別に、それぞれ物作りの本業を持っています。

全員が物作りに携わっているからこそ、感じることがあります。それは、「事のデザイン」が蔑ろにされている、ということです。

私たちは大学で、建築・プロダクトのデザインを学び、可能な限り形にしてきました。設計の醍醐味は、形化するまでの過程にあり、またそこが一番苦しいところでもあります。苦しいですが、全てのピースがひとつの形にまとまるあの瞬間の感動は、何度味わっても幸せそのものです。
しかし、実際社会に出てみると「事のデザイン」に向き合う時間は、大変優先順位が低く、お金もほとんど発生しません。「デザイン=形」というイメージは根強く、目に見えない成果物は評価してもらえません。デザイナーの中にも、この感覚で仕事をしている人は少なくないのが現状です。
設計の醍醐味で触れたように、形というのは、それまでの過程が積み重なって最後に現れる結晶です。途中を蔑ろにしたその先に生み出される「物」は、なかなか上質にはなり得ません。脆く、永続的ではないのです。儚さに、資源や時間を贅沢に費やせるほど、地球はもう豊かではありません。

どうか、デザインに携わっていない人にも知ってほしい。大事なものがポロポロと落ちて、そうして出来上がった物を消費していく人たちを、ぼーっと眺めるのはもう嫌なのです。
デザイナーとして、偉そうなことを語れるような肩書きを持っていないのは、重々承知しております。でも、語れる人たちがこの現状を変えてくれないので、やるしかない。そう思って、勝手な責任感を心に、MKはデザイン活動を続けてきました。

事のデザインが当たり前の存在になり、上質なデザインと、上質な選択肢が増える社会で暮らせるように、私たちは事のデザインを大事にしています。
その積み重ねの先で与えられた肩書きなら、ひねくれた私でも、きっと堂々と使える気がしています。

| 次回

今回はここまで!
なんとなくのシルエットはわかっていただけたでしょうか?

後半は、上質上質うるさかったですね
「君たちの言う上質というのは何かね🧐定義を示したまえ🧐」
そんな声が聞こえてきそうでビクビク...

これからお話しする時が来ると思いますので、それまで回答はお待ちください!

次回は、”明るい陰キャ”の集まりである我々5人の事を、1人1人掘り下げて、お話をしたいと思います。
陰キャはお好きでしょうか?
好きでも苦手でも、ぜひまたお越しください。


おまけ

\\MKが大事に使い続けている言葉//

賢く真面目に、たまにちょっとのユーモアも忘れずに

この記事が参加している募集

#自己紹介

230,907件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?