見出し画像

1LDKの賃貸で豊かに暮らすには?【03】

02のつづき

今回は、02に引き続いた2作品の紹介です。


”庭が広すぎる”

【番外編】
04 Potager Frame
-ポタジェ-

4作品目はポタジェフレームです。アパートに置くものではないので番外編扱いにしておきます。こちらは私の母から発注されたもの。私たちのトンテンカンの姿勢を買ってくれた、最初のお客様です。いつか話せたらいいなと思うのですが、私は今、ガーデニングにハマっています。いや、そんな生半端な気持ちではないな。ガチなんです。というのも、私の仕事場兼母の生家、こちらのお庭を今、イングリッシュガーデンに変身させようと、家族みんなで奮闘中なのです。
土いじりはとっても楽しい。ただ問題がひとつ。お庭が、広すぎる。どんなにお花を植えても、土が隠れない。そんな時に、母からポタジェフレームの発注です。手っ取り早く土を隠すには、構造体を置くのが1番だそうで。サイズ感は2m弱、24のパーツでできています。これをトータルで3つ製作です。縁にはちょこっと腰をかけられるような出っ張りをつけました。これで自堕落な姿勢でも収穫可能。でも収穫どころか、まだ誰も何も植えてくれていないので、誰か早く何か植えて〜。

”床から浮かびたい”

05 Bed Frame
-シングルベッドフレーム-

最後に紹介するのはベッドフレームです。絵は、シングルのフレームを2つくっつけて、ダブルベッド仕様。86のパーツでできています。制作した意図はこれにつきる。”床から、浮きたい”
さいたまではちょっと良いマットレスを床に敷いて寝ていましたが、毎朝くるくるっと畳む所作を、手間だと感じたことがないと言ったら嘘でした。だから心機一転浮きたかった。我々が浮くことで、お布団の下の空間に、風と乾燥という言葉が少しでも似合うようになるならば、私たちはいくらだって浮きます。ということで生誕。今では毎朝掛け布団を畳むだけ。心に余裕が生まれたからかな?前より少し、掛け布団を優しく丁寧に畳むことができるようになりました。人間力、ワンアップ。ヘッドボードには、本やスマホ、ティッシュの箱から口に貼るマウステープ、リモコンなどなど、色々置けて大変便利です。

楽しめてる?

3回に渡って、私の賃貸暮らしを、製作した家具を中心に情報漏洩させてきました。楽しんでいただけましたかな。賃貸暮らしについて、地球規模で引いた目で見つめてみると、もっと面白いことができるのですが、すぐに体現できる楽しい賃貸暮らしは、とりあえず家具遊びってところです。
0から何かを作り出すって最高に楽しいです。私生きてるよ〜細胞がざわついてるよ〜ってなります。与えられることに疲れた人、日常の中で日常の興奮を捕まえたい人、ぜひ動き出してみてください。静かな興奮のきっかけになれたら幸いでふ。最後の最後に誤字です。フリクション入力難しい〜。みんなの賃貸暮らしに幸あれ。麻裕でした。Fin.


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?