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下着とデザイン

序章

疑問に思っていること
ありませんか?

みなさんはどんな”はてな”をお持ちですか?

”はてな”の内容には個性が出ます
今日お話しする【女性用下着】
決して万人が興味のあるテーマでは
ないはずです

いきなり聞かれても
普段から意識して
”はてなリスト”
を作っていない限り
ぽんっ!と出るものでは無いですよね

でも絶対に、疑問はそこら中に転がっています
日常に潜む疑問を収集してみると
意外な自分に気づいたり
マンネリ化した日々に煌めきを感じる
ようになる、はずです

|はてな解決研究所|

疑問は見つかったけど、その次は?
そうですね、どうしましょう

大半の疑問は
ネットを使えばすぐにそれっぽい答えを
見つけられるので
1人でもなんとかできます
(正解かは置いておいて、欲求をとりあえず鎮めることはできます)

しかし、稀に難しい疑問にぶち当たります
難しいというか、答えが1個ではない問題です

答えがないだと?ふっ、ならばつくってやろう

そうです
”はてな”を解決する最も楽しい方法は
答えを見つけるのではなく、自分で作ること
です

私は大学で建築を勉強して
社会人になっても色々なものを設計して
自分で見つけた”はてな”
いわば”オリジナルの問題”の答えを
自分の力で導き出すことの
虜になってしまいました

そんなこんなで
はてな解決研究所*という
架空の研究所を作りました

デザインって絵が上手な人がするものでしょ?って思っている人
ノンノンノンです
頭の中で上手に絵が描ければ
必ず実現できます

|余談|

はてな解決研究所(以下:はてなラボ)
という言葉
MKの動きに注目してくれている方は
聞いたことのある響きだと思います

昨年の12月に東京都日野市で開催した
”まちの居場所づくり”のイベント名にも
なっていました

このイベントの話をすると大変に長くなるので別の機会にしますが

はてな(疑問)には

①人と人を強固に繋ぐ力
② 知らなかった自分を見つける力

そんな力があると
(今のところ)根拠はないですが
確信しています
上記の社会実験イベントは
その根拠を作るために開催しました
1回だけじゃ作れなかったので
実験は続いています


本題

そんなこんなで、MKにははてなラボという研究所が存在します。
これまでは、大学の学生たちを巻き込んで研究活動に勤しんでいたのですが、この度社会人を巻き込むことに成功しました。

といっても私とメンバーのさきちゃん、そして私の高校時代からの友人の3人という少人数でのスタート。
(形が出来てきたら、色々な人を巻き込んでいこうと思います)

それぞれがはてなを持ち寄り、どうしたら解決できるかを全員で話し合います。建築でいうところのエスキスです。
落とし所は自由、提案を何かしらの形にして発表します。

その1回目開催に向けて、私がまず目をつけたはてなが”女性用下着”です。

この場では、なんでなんだろ?の思考のプロセスをぜひご一緒に。


これより下は、あくまでも私個人の主観に留まる思考のプロセスです
また、既往研究を行う前の段階であることをご了承ください

|疑問に思ったこと

なぜ女性用下着は、レースを使った装飾的なデザインが多いの?

*売っていない訳ではもちろんない
*シンプルな下着は探さないと見つからない上に、選択肢が少ない
*私はシンプルな下着が欲しい

|疑問に思ったきっかけ

数年ぶりに下着をお店に買いに行ったが、どのブランドも似たような装飾的なデザインが多く、なかなか欲しい物が見つからなかった
なぜシンプルなデザインは選択肢が少ないのか疑問に思った

|仮説

■なぜレース調がデザインの過半数なのか

仮説①通気性
単純に機能性を追求した結果の可能性あり
しかし全素材がレースなわけではなく、ベースとなる布の上にレースの装飾が貼り付けられているだけの物も多い
また機能性を追求しているのであれば、そこに男女差はないはずなので男性用下着にもレースが多用されていてもおかしくないはず

仮説②ファッション性
衣服と同じく、自分のためのおしゃれの一環として装飾的になっている可能性あり
しかし多様性がなさすぎて疑問あり

仮説③ブランドの差別化
各メーカーが他社との差別化を図るために装飾的なデザインを施している可能性あり
しかしなぜそれがレースに偏るのかは疑問あり

仮説④マーケティングの都合
ファンを確保し続けるために、シーズンごとやシリーズごとに様々なデザインを発表していかなければならず、装飾の要素が必要な可能性あり
しかしなぜそれがレースに偏るのかは疑問あり

仮説⑤なんとなく
なんとなくこの現状な可能性あり

仮説⑥歴史的背景
下着を身につけ始めた頃に遡ることで見えてくる、歴史的背景に何か要因がある可能性あり

|落とし所

このはてなの落とし所は
疑問を抱いた私自身がどうなったら納得できるのかに、とりあえず設定します

■私の思い

・下着のデザインに選択肢を増やしたい
・下着のイメージを変えたい

|仮提案

・シンプルな下着のデザインを考える
・男性用下着に装飾を施す

|課題

・仮説の検証
・既往研究


終章

初回のはてなラボに持っていく資料は完成しました。
お付き合いいただきありがとうございます。
2人がどんな意見をくれるのか楽しみです。

はてなラボの活動はnote【はてな解決研究所シリーズ】にて逐一更新していきたいと思います。

まだまだ右往左往の新シリーズ初回更新、ありがとうございました。


|脚注

はてな解決研究所*
”まちが進化し続けるための原動力を創り出すこと”
を最大の目的に、街中で開催する展覧会イベントの名称。
イベント開催とは別に、MKの研究所として開設されることもある。

イベント開催時の名称:
「StudioMKlab presents まちなか展覧会 はてな解決研究所」
モノコト設計事務所StudioMK


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