小説『私の仕事』 第四章

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健一くんは憂ちゃんと彼女の友達から毎日ペニスを執拗に弄ばれて心をズタズタに傷つけられていました。私は憂ちゃんと水泳部つながりで友達の1人だったので、雅樹くんをいじめるのに飽きたときは健一くんをいじめて楽しんでいました。雅樹くんと健一くんは2人ともクラスの女子の玩具でした。私たち女子はその2人を上手く使って勉強や部活のストレスを効率的に解消できたので、楽しい学校生活を送っていました。
中学校生活の後半に、憂ちゃんのクラスの友達のうち1人がいじめをさらに刺激的なものにするために、ある案を思いつきました。その案とは
「雅樹くんと健一くんのどちらか一方を中学校の卒業前までに自殺に追い込む」
というものでした。私のクラスでも憂ちゃんがいる隣のクラスでも女子の間から「おもしろそう」「楽しそう」という意見が多数出ました。私たちはどんなふうに2人をいじめたらもっとおもしろくなるかをそれぞれのクラスで話し合いました。さらに隣のクラスの女子ともそのことについて意見を交換しました。その結果、私たち2クラスの女子たちは、ある1つの結論に辿り着きました。それは、
「雅樹くんと健一くんの2人を戦わせて、どちらか勝った方を生かし、負けた方をみんなでいじめて自殺に追い込む」
というものでした。
「私に任せて。私、あの2人のゴミ男子たちに生き地獄を味わわせたいの。」
彼ら2人を戦わせる役割を引き受けたのは、憂ちゃんと同じクラスの白岡恵ちゃんでした。恵ちゃんも私の友達です。成績もよくて頭の回転が速かったので、健一くんを言葉で追い込んで楽しむのを趣味としていました。
ある日、恵ちゃんと私は放課後に彼女のクラスで待ち合わせる約束をしました。予想通り、待ち合わせの時間に隣のクラスに行ったら健一くんも一緒にいたのです。
「幹恵ちゃんも来たから、これから私が考えた計画を説明するね。」
そう言って、彼女は健一くんの方を向きました。
「健一くんに、私から提案があるの。聞いてもらえるかな? 」
彼は彼女のことをまともに見られないまま、首を縦に2回振りました。彼は彼女から余程酷くいじめられ続けたということがわかりました。
「健一くんには、隣のクラスの雅樹くんと殴り合いをしてもらいたいの。」
彼女は楽しそうな声で健一くんにそう言いました。彼は最初、ひどく怯え、彼女の提案を嫌がっていました。彼女はここで彼が食いつくような餌を与えたのです。
「でもね、この話には続きがあるのよ。特に、キミにとっては美味しい話がね。」
彼女は舌舐めずりしました。
「もしキミが雅樹くんに勝ったら、キミをいじめから解放してあげる。その代わりに私の専属奴隷にするけど、どうかな? 」
彼女が「いじめから解放」すると言ったとき、彼は一瞬彼女の方に頭を動かしました。ですが、彼は彼女の奴隷になることに対して拒否感を抱いているようでした。彼女はそんな彼の恐怖心を利用しました。彼女はもう一度舌舐めずりし、
「でもね、キミがもし私の専属奴隷になってくれたら、他の女の子たちからはいじめられなくなるよ。それに、」
彼女はまた唇を舐め、微笑みました。
「私の命令に従ってくれれば、キミは私からもいじめられなくて済むんだよ。」
そう言って、彼女は彼に希望を示しました。
「いい提案でしょう、健一くん。もし雅樹くんとの殴り合いに勝ったら、キミは助かるんだよ。」
彼は彼女のことをすがるように見つめていました。私にはそれが可笑しくてしょうがなかったのを、今でも覚えています。彼女は以前、私に「健一くんを私の専属奴隷にしたら、生かさず殺さずいじめて遊べるわ。楽しみ! 」と言っていました。彼女も嬉しそうに笑いながら、
「私からの提案を受け入れてくれるかな? 」
彼は選択を迫られました。今まで彼女から散々ひどくいじめられ続けてきた彼は、中々選択できずにいました。彼女は背中を押しました。
「でも、キミは私の提案を受け入れなかったら、一生いじめられ続けるんだよ。だってキミは
ハンセン病患者みたいに顔が醜くて
家畜みたいに身体が臭くて
ホームレスみたいに貧しくて
知的障害者みたいに頭が悪くて
開発途上国の人たちみたいに汚いのよ。」
彼女は目を輝かせながら、楽しそうに彼を言葉で追い詰めていきました。
「そんな惨めで将来も暗いキミが、いじめられない訳ないでしょう? キミの唯一の存在価値を教えてあげるね。それは、キミがみんなから寄ってたかっていじめられ続ける慰み者であることなんだよ。」
彼は彼女の前で萎縮していました。私は彼女が彼に言ったことは正しいと思っていたので、感心していました。一方の彼は、もう選択肢を決めていたようでした。
「どうするの? 私の提案を受け入れるの? 」
と彼に訊いて決断を促しました。すると彼は、
「受け入れるよ。」
とだけ言いました。悲しそうに俯く彼の姿が本当におもしろかったのを覚えています。
彼と別れた後、私たちは打ち合わせをしました。そこで私は、恵ちゃんが健一くんを追い詰めた方法で雅樹くんを追い詰めてほしいと言われました。そうすれば、二人の慰み者たちをお互いに戦わせることができるからです。もちろん勝った方は私たちの専属奴隷になり、一生嬲られ続けます。生かさず殺さず、奴隷として。


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鮮道朝花は私のペンネームです。私の書いた小説を載せています。どうぞ、お楽しみください。 掲載作品: 『洞穴』『陰』『継承』『出会い』『淫獣…

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