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フィーベースの独立系FPに必要なツールについて

ご覧いただきありがとうございます。

今回はフィーベースの独立系FPに必要なツールにフォーカスしてお話ししていきます。PCや名刺など、HPやネット環境、Zoomなどのツールは独立系FP以外でも必要なツールだと思いますので、割愛しFP業務に特化してご紹介させていただきます。
これから独立系FPを目指す方に少しでも参考になれば幸いです。

フィーベースの独立系FPに必要なツール ①ライフプランソフト

まず必要なツールとしては、ライフプランソフトです。
講演や執筆を中心に売上を上げるビジネスモデルであれば必要ないかもしれませんが、個別相談業務を行っていく上では、マストなツールです。

収入や支出、資産や負債、保険の加入状況や住宅ローンなどを入力することで、収支状況をだして、将来にかかる費用を入力していくことで生涯のキャッシュフローを出して金融資産残高の推移を見ていくことができます。

このソフトはいくつかありますが、Youwill・Financial Teacher・FP UniVあたりを使用している方が多い印象です。
どのソフトも一長一短なので、無料で体験ができるので、まずが触ってみて使いやすいソフトを使ってみてください。
私自身はYouwillを有料で使用し、Financial Teacher・FP UniVは無料版でたまに使っています。

フィーベースの独立系FPに必要なツール②ポートフォリオ分析サイト

次にポートフォリオの分析ツールも必要です。
前回記事でもお話したように、フィーベースの独立系FPは金融、保険商品を売っているわけではないので、クライアントとご自身のリスクリターンの許容度を確認しながら、そのリスクリターンに合わせて投資信託を組み合わせたポートフォリオを一緒に策定していきます。
その策定したポートフォリオに沿ってNISA口座や特定口座を活用しながら、買い付け設定を一緒に行っていくので、分析ツールは必須です。

私が使用しているのは、二次利用は出来ないのですが、無料で分析でき、使い勝手が良いのでマイインデックスを使用しています。その他有料で高性能な分析ソフトも多数ありますので、気になる方はぜひ調べてみてください。

フィーベースの独立系FPに必要なツール③決済システム

次に決済システムもあると便利です。
銀行振込での対応でもいいと思いますが、各種決済システム(Squareや○○pay、Peatixやstripe等)を導入すると、請求書発行から送付、また支払い期日のリマインドも行ってくれるので便利です。
また顧問契約でのサポート(年会費やサブスク制度)でフィーをいただく
場合、銀行口座やクレジットカードから自動で引き落としもしてくれるので非常に便利です。
ただし導入するシステムによっては、手数料や導入コストがかかる場合もあるので、検討が必要です。

フィーベースの独立系FPに必要なツール④日程調整ツール

これは番外編かもしれませんが、HPからの問い合わせが増えてくると、日程調整ツールもあると便利です。新規のクライアントとのミーティングを調整する際に、通常であれば、
①問い合わせ⇒②面談可能日の返信⇒③先方面談日程後返信⇒④確定
といった流れになるのですが、日程調整ツールを入れて、事前に既に予定が入っている日は選択出来ないように設定しておけば、
①問い合わせの段階でクライアントが空いている日程を選択
⇒②即時でアポイント確定といった流れになり
通常かかる②③の部分を一気に省略し、スケジュールを調整する手間が省けます。即時で予約できるのでスムーズに面談まで進める上に、自動返信で御礼やリマインドも送ることができます。また自動でスケジュールに入れてくれるので、ダブルブッキングやアポイント忘れをなくすことができます。

フィーベースの独立系FPに必要なツール⑤ 便利サイト

ツール以外では、FPはクライアントの相談業務を行っていく上で、様々なサイトを活用します。資産運用をシミュレーションする際にはライフプランソフトを使ってシミュレーションすることも勿論可能ですが、
何年後にいくらになる等の一般的な分析であれば、金融庁や金融機関が提供しているサイトも活用します。
また投資信託、株式、債券、ETF等の金融商品のマーケット情報などの収集も必要です。その際には証券会社のレポートや日経新聞などのメディア、マーケット関連を取り扱っているサイトを活用します。
この他にも住宅資金については、ローンのシミュレーションや物件価格、土地の価格についても調べたりします。その際には住宅金融普及協会やみかローンのサイト、国土交通省のシステムや住宅金融支援機構HPを活用します。

フィーベースの独立系FPに必要なツール⑥ まとめ

今回はフィーベースの独立系FPに必要なツールについてご紹介させていただきました。この他にもツールではないですが、同じ独立系FPさんとの情報交換や、士業さん(税理士、行政書士、弁護士)との連携も必要なものだと思います。少しでも参考になれば幸いです。

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